SAP SE 成功事例

SAP SE 社は、SUSEとの強力な戦略的パートナーシップを 活用し、評価の高いエンタープライズソフトウェアプラット フォームをクラウドに拡張して、新規および既存の利便性を 高めました。グローバルなソフトウェア企業である SAP SE 社は、SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications による安定性、 安全性、 柔軟性に優れたプラッ トフォームで自社ソリューションを構築、テスト、デプロイ、 管理して、クラウドサービスの急成長を維持しています。

課題

オンプレミスのエンタープライズソフトウェア の提供 で成功 を収めたSAP社は 、サービスを 拡張して、SAPソリューションをデリバリーす るためのクラウドプラットフォームをリリースし たい と考えました。

包括的なSaaSおよびPaaS製品を展開すれ ば、既存顧客のインフラ投資を削減できるだ けでなく、導入のハードルを下げて、これま でSAPソフトウェアを利用できなかった新規 顧客 も獲得す ることが可能に なります。

常時利用可能なビジネスアプリケーションに 対する需要に応えるために、SAP社はエン タープライズ要件 を満た すクラウド製品 を構築 する必要がありました。 SAP SE 社の SAP HANA Enterprise Cloud 担当 シニアバイス プレジデントの Martin Heisig 氏は次のよう に述べています。「お客様に真のSAP体験を 提供するために、人事や調達から生産、ロジスティクスに至るまでお客様のすべての部門で クラウドをフル活用できる製品を構築する必 要がありました。これには、サービスの中断 や保守のための ダウンタウンは許 されません」

SUSEソリューション

SAP 社は、 SAP HANA Enterprise Cloud サービス用に約 6,600 台のサーバー、 12, 000 個のCPU、 16, 000 台の仮想マシン (SUSE Linux Enterprise Server お よ び SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications を実行 ) を保守 しています。

Heisig 氏は次のように述べます。「当社は、50のデータセンターで10万台の仮想マ シンを運用 して社内外の ワークロードを処理 し ています。サーバーの多くは SUSE Linux Enterprise Serverを実行 しています。SUSE社との緊密な連携によって、当社のIT環境を 標準化し、運用プロセスの自動化とシステム の仮想化を増やして運用コストを削減してい ます」

SAP 社のクラウドビジネスは急速に拡大して おり、現在は3桁成長を続けています。「この 急成長に伴う課題は、リソースの最大限の有 効活用です。それにより、スケールメリットを 獲得し、収益を増加させ、持続可能なSAPクラウドビジネスモデルを構築します」と、Heisig氏は言い ます。

SAP 社のデータセンター運用とクラウド戦略全 般にとって、OpenStack ソリューションは不可 欠です。そして、このOpenStackソリューション にとって、SUSE は理想的なプラットフォーム です。そのテクノロジーがもたらす信頼性と柔 軟性に優れたオープンプラットフォームは、ビ ジネスのペースに合わせて拡張できます。

SAP 社は、アプリケーションソフトウェアの 開 発、 構 築、 テ スト に も SUSE Linux Enterprise Server を活用しています。 SAP Linux Lab の共同チ ームは、SUSEのサポー トを受けることで、信頼性の高い SAP HANA参照アーキテクチャをより迅速に開発 できました。 SUSE Linux Enterprise High Availability Extension (SAP HANA System Replication と SAP NetWeaver High Availability クラスタの認定を取得済 み ) により、SAP社は SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications プ ラ ッ ト フォームの一部として SAP HANA の自動シ ステムレプリケーションを提供することが可能 にな りました。

SUSE は、SAPを利用する企業をサポートし ています。たとえば、SAP HANA のセキュリ ティ強化ガイドの策定などを行います。このセ キュリティ強化により、機能やパフォーマン スを損なうことなく、攻撃される箇所を削減で きます ( 標準配布パ ッケージと比べ てパッケー ジを 50% 削減 ) 。

Heisig 氏は次のように述べています。「当社 が実行しているミッションクリティカルなアプリ ケーションをご利用になる数千社ものお客様 は、セキュリティの扱いに つい て当社に 信頼 を 寄せてくださっています。SUSE社とのパー ト ナーシップにより、当社はクラウドプラット フォームのシステムセキュリティを絶えず強化 しています。そのため 、SAPアプリケーションを データセンターで実行するお客様は、追加コ ストを支払うことなく、セキュリティを改善で きます」

結果

SUSE のテクノロジーを活用す ることで、SAP社はクラウドプラットフォームの可用性を大幅 に高めることに成功しました。「 SUSE Linux Enterprise Server の優れた安定性のおかげ もあって、 当 社 の システム 可 用 性 は99.999% を達成しています」と、Heisig氏 は述べ ています。

SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsの使用は、SAP社にとってさ まざまなメリットがあります。たとえば、以前 よりも迅速に短いダウンタイムでサーバーに パッチを適用できます。そのため、リソース の有効活用と顧客のアップタイムの最大化が 促進 されます。

SAP 社は、さらにダウンタイムをゼロに近づ ける ために、 SUSE Linux Enterprise Live Patchingのデプロイを検討 しています。SAP社の顧客の多くは24時間365日の可用性を 必要としています。ダウンタイムを回避しなが ら、システムに最新のパッチを適用できれば、 非常に 大きなメリットになります。

Heisig 氏は次のように締めくくります。「SAP社とSUSE社の戦略的パートナーシップは、 当社にとってとても貴重な資産となっていま す。この特別なパートナーシップによって、OS関連の課題解決に時間を取られることなく 当社の中核ビジネ スに 集中でき ます。共同開 発の成果をお客様にご利用いただくことで、SUSEとのパートナーシップはSAPの実行方 法を改善するだけでなく、数千社ものグロー バルエンタープライズの運用コストを削減しま した」

概要

SAP 社は、 エンタープライズアプリケーションとク ラウドサービスにおける世界的なリーダーです。

業界

Computer Services

場所

Germany

結果
  • 99.999% のシステム可用性を達成
  • 維持管理総経費を削減、ライセンス契約を最適化
  • クラウド運用を合理化、3桁成長を実現
「SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsにより、高度に標準化したSAPクラウドプラットフォー ムの維持管理総経費を最小限に抑えています。Xen 仮想化 などのコスト効率に優れた機能が統合されているため、環 境を合理化でき、コスト削減につながっています」
MARTIN HEISIG 氏
SAP HANA Enterprise Cloud 担当 シニアバイスプレジデント
SAP SE
会社情報

SAP SE 社は、エンタープライズアプリケー ションとクラウドサービスのトップ企業です。 本社は ドイツのヴァルドルフにあります。

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