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企業がITインフラストラクチャに対してマルチモーダルなアプローチを取り、クラウドとオンプレミスの両方のデータセンターによるメリットを享受している状況が続く中、ソフトウェアデファインドストレージは戦略的なソリューションの一部となってきます。

データ新しい石油であると言われていますが、管理するためのリソース不足は深刻です。 

デジタルサービスの利用は、フォーチュン500社のCEOから、世界の片隅にある小企業まで、あらゆる企業に及びます。調査会社IDCによると、全世界のデータは2025年までに175ゼタバイト(1750億ギガバイト)に増加すると予想されており、現在のデータの10倍以上に相当します。

その結果は、昨今のエンタープライズにとって好ましいものとは言えません。データストレージに対する組織全体の膨大な需要が急増し、データセンター運用に多くの複雑さが生じます。さらに、機械学習、ビデオストリーム、モノのインターネット (IoT) などの膨大な範囲の新しいソースから生成されるデータの大部分は、構造化されていないデータであり、直接的なビジネス上の関連性は必ずしも明白ではないものの、後日参照用や相互参照のために保存する必要があります。適切なデータストレージと保護のための最適な戦略を決定する際には、これらすべての要素を考慮しなければなりません。

言うまでもなく、簡単な解決策はありませんが、著名な企業や451Researchのような大手調査会社は、Software Defined Storage(ソフトウェア定義ストレージ:SDS)がストレージのジレンマの解決策になるかもしれないと示唆しています。オープンソースのCephプロジェクトなど最新のSDSソリューションは、専用ストレージハードウェアによるコスト高に直面している組織で急増するデータへの対処には理想的です。Cephは拡張性に優れているため、組織はテラバイトからエクサバイト以上の規模にコスト効率よく自動的に拡張できます。さらに、Single Point Of Failureつまり単一障害点のない自動修復機能と自動管理機能を備えています。スケールアウトストレージシステムとして設計されているため、サーバのクラスタにストレージ容量を追加すると、パフォーマンスとスループット容量が向上します。このため、従来のヘッドとシェルフで構成するストレージアプライアンスに見られたようなボトルネック無しに、システムをほぼ無限に拡張できます。

重要なのは、SDSとハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)を区別することです。HCIは、コンピューティング、ネットワーク、ストレージ容量のクラスタを同時に拡張するための単一の 「ビルディング・ブロック」 を提供します。これら3つの使用モデルがほぼ同等である場合には意味がありますが、拡張の際に単一のハードウェアベンダーに限定しロックインするため、従来のストレージ・システムを拡張する場合と同じような位置づけになります。対照的に、SDSはソフトウェアのみのアプローチで、ベンダーロックインすることなく様々なメーカーが提供している一般的なサーバを使用して大規模なエンタープライズストレージシステムを構築できます。データの急増に直面した場合、コストを抑えるためには、現在市場にある最高の価値を持つハードウェアを柔軟に探し出すことが不可欠です。

さらに、ストレージ要件とポリシーに基づいてSDSを構成し、自動化された管理プロセスによって同じリソースでより多くの成果を得ることができます。451Researchの調査報告によると、SDSを選択した理由として、43%の企業がデータのプロビジョニングが簡素化されていること、39%が従来のストレージアプライアンスに比べて購入コストが低いと考えていることが挙げられます。

ストレージソフトウェアのレイヤーがオープンソースであるか独自の仕様であるかにかかわらず、長期的なデータ急増に対応し、次世代のモード2 アプリケーションワークロードをより適切にサポートするためのSDS戦略が重要です。しかし、同時に重要な点はオープンソースベースのSDSによって、企業は最適なハードウェア、OS、サポートを選択できるようになることです。

オープンソースのソリューションは、従来の独自ハードウェア中心のアプローチに比べて、経済的に大きなメリットをもたらします。また管理の柔軟性と運用の効率性も向上します。組織がITインフラストラクチャにマルチモーダルアプローチを採用し、クラウドとオンプレミスの両方のデータセンターが提供するメリットを享受するようになるにつれ、ソフトウェアデファインドストレージは戦略的なソリューションの一部となり、よりスマートで、複雑さが少なく、拡張性に優れたコスト効率の高いソリューションを実現できるようになります。 

Authored by Peter Lees, Chief Technologist, APAC & Japan, SUSE

このBlogは Peter LeesがExpresscomputerに寄稿したHarnessing The Data Explosion With Software Defined Storageの翻訳です。

 

 

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Category: Ceph, Disk to Disk Backup Storage, Expert Views, Popular Topics, Software-defined Storage, SUSE Enterprise Storage
This entry was posted 金曜日, 7 2月, 2020 at 7:27 am
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