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製品の特長

中心的機能

  • 展開場所を問わず、Linux環境を効果的に管理

ハイブリッドクラウドでは、一部のワークロードを社内に留めながら、パブリッククラウドプラットフォームを活用することが可能です。SUSE Managerを使用すれば、両方のクラウドを最適な形で活用できます。SUSE Managerをオンプレミス/パブリッククラウド環境(BYOS)で実行することで、データセンターやクラウドなど、サーバの展開場所にかかわらず、Linuxサーバを管理できます。このため、システムの管理方法や保守方法を問わず、ニーズに応じてワークロードを従来のIT環境とパブリッククラウドプラットフォームに最適な比率で展開できます。

  • 相互運用性による管理の簡素化

SUSE Managerは、x86からIBM z Systemsまで幅広いハードウェアで稼働するSUSE Linux EnterpriseやRed Hat Enterprise Linuxなど、さまざまなLinux配布パッケージを管理する上で最適なソリューションです。VMware、Xen、KVM、Hyper-Vはもちろん、SUSE OpenStack Cloud、Amazon EC2などのクラウドプラットフォームを使用するクラウド環境でも動作します。このため、柔軟性が高まり、自社環境を確実に管理できます。

パブリックインフラとプライベートインフラの両方で仮想マシンを実行すると、ITチームでは仮想マシンをプロビジョニング、管理、更新するための追加プロセスが個別に発生します。この結果、ワークロードをパブリッククラウドに移動する意義が相殺されてしまいます。SUSE Managerは、データセンターやクラウドなど、サーバの展開場所にかかわらず、Linuxサーバの管理をサポートします。

SUSE Managerは、Amazon Web Services、Windows Azure、Google Compute CloudでBYOS (Bring Your Own Subscription)としても利用可能です。「Bring Your Own Subscription」では、組織の既存SUSE製品サブスクリプションをパブリッククラウド内で使用できるようにSUSEクラウドサービスプロバイダ(CSP)に転送できます。

  • パッチ管理

SUSE Linux Enterprise上のZypperアップデートスタックを使用して、パッチやアップデートを一貫した方法で迅速に適用できます。最新のソフトウェアアップデートがLinuxサーバで使用可能になったときに通知を受け取り、SUSEカスタマセンターに接続して、アップデート、セキュリティパッチ、およびサービスパックに簡単にアクセスできます。

アップデートを実行する日時を指定できるため、保守の時間帯を事前に計画できます。

役割ベースの制御を適用することで、各システムの管理に適したレベルの権限を管理者に付与できます。

  • ソフトウェアパッケージ管理

カスタムソフトウェアパッケージを収集して、管理可能なグループに配信します。サーバをグループ分けすることにより、ソフトウェアを一元的にプッシュするため、各サーバを手動で個別に管理する負担が軽減します。カスタムリポジトリを作成して、OSパッケージ、あるいはRPM Packet Managerベース(RPMベース)のアプリケーションやコンテンツを提供できます。

SUSE Managerのユーザインタフェースを使用して、SUSE Linux Enterprise を新しいSUSEサービスパックにマイグレートできます。SUSE Managerのアプリケーションプログラミングインタフェース(API)を活用してカスタムスクリプトを作成すれば、多くの日常タスクが容易になります。さらに、SUSE Manager APIにより、サードパーティのアプリケーションやシステム管理ツールとの統合が可能です。

  • 資産管理

システムのハードウェアとソフトウェアの完全なインベントリを作成できます。無人のベアメタルシステムプロビジョニング機能を通じ、PXE (Preboot Execution Environment)ブートが可能で、プロビジョニングされていない(「ベアメタル」)システムを組織に追加することもできます。

  • Saltをベースとするリアルタイムの環境設定管理

SUSE Manager 3は、Saltをベースとした新たな環境設定管理アプローチを提供しています。Saltはリモート実行/オーケストレーション/環境設定管理フレームワークであり、現在普及が進んでいます。Saltには多くの利点があります。たとえば、システムとの通信において、スケーラビリティとセキュリティに優れた高速かつリアルタイムの手段を提供します。インストール済みパッケージや環境設定ファイルなどのシステムステータスを非常に効率的に収集します。また、操作と拡張が容易な「ステートファイル」システムを採用しており、システム環境設定の階層的記述を実現します。クラウド展開とコンテナを自動化し、管理を集中制御することも可能です。

さらに、Saltを使用すると、システムでのジョブのスケジューリングからリアルタイムの環境設定管理および監視に移行できます。

将来的には、イベント駆動型インフラでのサーバ管理の集中制御(1つのサーバが変更されると、別のサーバの環境設定が変更され、さらには新しいサーバインスタンスが開始される)、リアルタイムの監視、セキュリティコンプライアンスの確保、IT環境の「自己修復」といったシナリオも可能になります。

  • 管理の自動化により生産性が向上

小規模なデータセンターであっても、サーバの更新、パッチ適用、環境設定を手動で行うと時間がかかる上、容易にコストを押し上げる人的ミスが発生しやすくなります。データセンターの拡張に伴い、複雑化も進みます。この問題に対処するために、ITスタッフを際限なく追加するのは得策ではありません。最適な解決策は、管理を自動化することです。

SUSE ManagerでLinuxサーバのプロビジョニング、環境設定、パッチ適用を自動化することで、一貫性と反復性のある迅速なサーバ展開が実現します。この結果、スタッフの時間が解放され、その分を新たなタスクやイノベーションに振り向けることができます。

  • パッチの適用

AutoYaST、Kickstart、PXEブートを使用して、ベアメタルハードウェアでのOSインスタンスのプロビジョニングを自動化します。仮想ゲストを物理インスタンスのように容易にプロビジョニングできます。新しいサーバをプロビジョニングする際には、稼働中のサーバと同じ特性を指定することも、事前に定義した環境設定を使用することも可能です。サーバへの変更をトラッキングして、必要に応じて以前のバージョンや設定に戻します。ネットワークインストール環境の高速セットアップで、初回インストールをサポートします。

パッケージ、パッチ、システム仕様などを指定して、OSインスタンスを検索し、管理オーバーヘッドを削減できます。不要なシステムパッケージを削除して、現在の設定をフリーズするため、誤ってパッケージがインストールされることを避けられます。

  • 再導入

必要に応じて、同じハードウェアに再展開することが可能です。物理的な操作は不要です。

モニタリング、コンプライアンス、セキュリティ

  • 監視によってリスクを軽減

SUSE Manager Serverサブスクリプションの一部であるIcingaは、Nagiosと互換性のある最新の監視サーバです。柔軟で操作しやすい監視ソリューションであり、社内の既存監視ツールと容易に統合できます。Icingaを用いることで柔軟性が向上し、選択の幅が広がります。

  • セキュリティ

CVE (Common Vulnerability and Exposures)脆弱性データに、操作性に優れたインタフェースを介してアクセスできます。セキュリティの脆弱性とリスクに関する既知の情報を容易に検索できます。

  • コンプライアンスを容易に確保

SUSE Managerでは、Linuxエンタープライズシステムのセキュリティを維持するための標準的アプローチを通じ、すべてのLinuxワークロードのコンプライアンスの確保や証明といった課題にスマートに対処できます。その結果、ITシステム担当者は、セキュリティ仕様に準拠する標準の環境設定を作成および維持し、新規サーバのプロビジョニング時の一貫性を高めることが可能です。