主な特長
IBM ZおよびLinuxONEシステムの全製品でSIMD (単一命令複数データ)とSMT (同時マルチスレッディング)の最先端テクノ...
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セキュリティとデータ保護の強化のために、最新の暗号化アクセラレータによる安全なキー操作と...
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仮想化機能の拡張により、KVMやz/VMの使用時のリソース使用率を向上させ、単一プロセッサで実行さ...
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高度なRAS機能で信頼性の向上とコスト削減を実現。さらに可用性を高め、最高水準のセキュリティ...
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運用効率を改善するための独自のツールのほか、OpenFabrics Enterprise Distributionのネットワークと通信...
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Live Patching for IBM Z and LinuxONEにより、重要なシステムのアップタイムと可用性を最大限に高めます。...
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IBM ZおよびLinuxONEシステムの全製品でSIMD (単一命令複数データ)とSMT (同時マルチスレッディング)の最先端テクノロジーをサポートしているため、高いパフォーマンスとスループットを実現します。
セキュリティとデータ保護の強化のために、最新の暗号化アクセラレータによる安全なキー操作と新しいハードウェアによる高速データ暗号化をサポートしています。組み込まれたIBM Secure Execution for Linuxにより、多数のワークロードを完全に隔離して大規模に実行するために設計されたTrusted Execution Environmentが提供されます。ハイブリッドクラウド環境全体を内部および外部の脅威から保護するエンタープライズグレードの信頼性と機密データの保護を実現します。クラウドにもSecure Executionが適用されるため、機密データベースおよびブロックチェーンサビスが保護されます。このシナリオの場合、Kubernetesはコンテナのオーケストレーションを管理しますが、Secure Execution環境のコンテナ内のデータにはアクセスできません。
仮想化機能の拡張により、KVMやz/VMの使用時のリソース使用率を向上させ、単一プロセッサで実行される仮想マシンを複数作成して複数のワークロードを実行することが可能になりました。これにより、ハードウェアを追加購入する必要がなくなり、物理システムを統合してデータセンターでの占有面積を縮小し、ITシステム担当者による保守作業を簡素化できます。
高度なRAS機能で信頼性の向上とコスト削減を実現。さらに可用性を高め、最高水準のセキュリティを保証しながら、計画したダウンタイムや計画外のダウンタイムを減らして、IBM z Systemsの優れたRAS特性を活かすことができます。
運用効率を改善するための独自のツールのほか、OpenFabrics Enterprise Distributionのネットワークと通信機能、共有メモリ通信と向上したHiperSocketsサポートを活用しています。SUSEのシステム管理ツールを活用すれば、退屈で複雑な上に労力のかかる保守作業を大幅に削減できます。
Live Patching for IBM Z and LinuxONEにより、重要なシステムのアップタイムと可用性を最大限に高めます。ビジネスの継続性を高め、ダウンタイムの短縮によりコストを削減し、サービスの可用性を向上し、セキュリティとコンプライアンスを強化します。
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システム要件
ハードウェア
SUSE Linux Enterprise Server for IBM Z and LinuxONEは、次のプラットフォームで動作します。
- IBM z15 (8561)
- IBM LinuxONE III (8561)
- IBM z14 (3906)
- IBM z14 ZR1 (3907)
- IBM LinuxONE Emperor II (3906)
- IBM LinuxONE Rockhopper II (3907)
- IBM z13 (2964)
- IBM z13s (2965)
- IBM LinuxONE Emperor (2964)
- IBM LinuxONE Rockhopper (2965)
- IBM zEnterprise EC12 (zEC12) (2827)
- IBM zEnterprise BC12 (zBC12) (2828)
ネットワーク接続
SUSE Linux Enterprise Serverシステムとの通信には、ネットワーク接続が必要です。次の1つ以上の接続またはネットワークカードを使用できます。
- OSA Expressイーサネット(ファーストイーサネットおよびギガビットイーサネットを含む)
- HiperSocketsまたはGuest LAN
- 10GbE、vSwitch
- RoCE (RDMA over Converged Ethernet)
次のインターフェイスも含まれますが、サポートは終了しました。
- CTC (または仮想CTC)
- ESCON
- IUCV用IPネットワークインターフェイス
KVMを使用したインストールの場合は、仮想マシンゲストがネットワークに透過的にアクセスできるように以下の要件を満たす必要があります。
- 仮想ネットワークインターフェイスとホストネットワークインターフェイスを接続
- 仮想サーバーが参加するネットワークにホストネットワークを接続
ディスク容量
ディスク容量要件はインストールに大きく左右されます。一般に、システムを正しく動作させるには、インストールソフトウェア自体が必要とする容量よりも多くの容量が必要です。選択したインストールに応じて、最低システム要件は次のようになります。
- 1.5 B - テストモードインストール
- 2.5GB - 最小システムのインストール
- 3GB - GNOME Desktopのインストール
- 4GB - すべてのパターンのインストール
- 推奨最小10GB(Btrfsスナップショットなし)
- 必須最小16GB(Btrfsスナップショットあり)
- 推奨最小32GB(Btrfs スナップショットあり)
メモリ
インストール方法によって、インストール時のメモリ要件は異なります。インストール完了後、システム管理者は必要なサイズまでメモリを削除することができます。SUSEが推奨する要件は次のとおりです。
- 1GB - z/VMまたはKVM環境でのインストール
- 1GB - LPAR環境でのインストール
NFS、FTP、またはSMBインストールソースからのインストール、またはVNCが使用される場合は常に、512MB以上のメモリが必要です。不足している場合には、インストールが失敗する可能性があります。また、z/VMゲストまたはLPARイメージから表示可能なデバイスの数によって、メモリ要件が変わります。アクセス可能なデバイスが数百に及ぶインストールの場合(インストールには使用されなくても)、より多くのメモリが必要になる場合があります。