SUSEの戦略・アライアンス・マーケティング担当プレジデントであるマイケル・ミラー（Michael Miller）は、次のように述べています。「リアルタイムのデータや分析に対するビジネスの依存度が高まる中、アプリケーション・サーバーへのアクセスを維持することは、不可欠な要素です。SAP HANAプラットフォームなどの進化により、データベースの処理は高速化する一方、IT業界は未だに、計画的ダウンタイムという古い慣習にとらわれているのが現状です。サーバーのアップデートが必要という理由だけで、ビジネスを停止させるべきではないと私たちは考えます。」
SUSE Linux Enterprise Live Patchingは、実行中のカーネルを中断なしにアップデートする一連のパッケージを提供することで、クリティカルなSAPビジネス・アプリケーションの継続的な可用性を保証します。SAP HANAを使用している企業は、SAP HANAのシャットダウンとサーバーの再起動なしに、自社のSUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsにパッチを適用できます。仮にLive Patchingなしでこうした作業を行った場合、大量のデータが関与していることから、数時間を要することもあります。
Lenovoのデータセンターグループ、次世代IT&ビジネス開発担当バイスプレジデントであるブライアン・コナーズ（Brian Connors）氏は、次のように述べています。「当社は現在、データセンターのお客様から最も信頼されるパートナーになることを目指しています。SUSEなどのリーダー企業と協業して、オープンスタンダードに準拠したソリューションをお届けすることは、こうした取り組みに欠かせない要素です。Lenovo、SAP、SUSEの3社は、Lenovoのインフラストラクチャ上で動作し、SAPアプリケーションに対応したSUSE Linux Enterprise Live Patchingなど、価値ある強化機能を提供し続けることで、私たちの共通のお客様に対し、パフォーマンスと信頼性をこれまで以上に強化していきます。」
SUSE Linux Enterprise Live Patchingは、サブスクリプションによりx86-64サーバーで利用可能で、業界をリードするSAPソリューション向けLinuxプラットフォームのSUSE Linux Enterprise Server 12 Service Pack 1 for SAP Applications上で提供されます。顧客は対応するSUSE Linux Enterprise Server Priority Supportのサブスクリプションを保有（または購入）する必要があります。詳細については、suse.com/products/live-patchingをご覧ください。
＜SUSEについて＞
SUSEは、オープンソースソフトウェアのパイオニア企業であり、信頼性と相互運用性に優れたLinuxおよびクラウドインフラソリューションを提供することで、企業のコントロール能力と柔軟性を高めています。その卓越したエンジニアリング能力、圧倒的品質のサービス、他の追随を許さないパートナーエコシステムは、20年以上の歴史を誇り、これに裏打ちされた製品とサポートは、顧客企業が複雑な要素を管理し、コストを削減し、自信を持ってミッションクリティカルサービスを提供できるよう支援しています。また、長期的な関係を構築することで、現在および将来にわたり、顧客が成功する上で欠くことのできない、より高度なイノベーションの開発・提供を実現しています。詳細については、https://www.suse.com/ をご覧ください。
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