SUSE Linux Enterprise Server for ARM

SUSE Linux Enterprise Server for ARMは、初の商用エンタープライズグレードLinux配布パッケージです。64ビットARMv8-Aアーキテクチャをベースとしたサーバー向けに最適化されており、エンタープライズクラスのセキュリティを備え、優れたサポートが用意されています。ハードウェア/ソフトウェアソリューションプロバイダーやARMサーバー早期導入者は、定評あるLinux配布パッケージで最新世代のARMベースの機能を活用できます。

主な機能
  • ARMv8-Aプロセッサの幅広いサポート
  • 64ビットARMソリューションの開発とパッケージングに使用できる高度なツール
  • ストレージ、ネットワーキング、HPCなどのARM System-on-a-Chip (SoC)機能の最適化 
  • ARMエコシステムセキュリティメカニズム対応
  • SUSEサポートサブスクリプションオプション
Raspberry Pi

システム要件

メモリ
  • ローカルインストール:512MiBのRAM
  • 512MiBのスワップを推奨
ディスク容量
  • 2GiB以上の空きディスク容量
  • すべてをインストールする場合は8.5GiB以上を推奨
  • OSのスナップショット/ロールバック用に16GiB 
サーバー固有
  • ストレージサーバー
  • KVM仮想ホストサーバー
  • ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)サーバー
  • ネットワークサーバー

SUSE Linux Enterprise Server for ARMはどのようなものですか?

SUSE Linux Enterprise Server for ARMは、SUSEの新しいLinuxサーバープラットフォームです。ARMv8-Aアーキテクチャサーバー向けに最適化された初の商用エンタープライズグレードLinux配布パッケージをソリューションプロバイダーに提供します。

SUSE Linux Enterprise Server for ARMでは仮想イメージはサポートされますか?

SUSE Linux Enterprise Server for ARMは、KVMによって仮想化のフルエンタープライズサポートに対応しています。

サービスプロバイダーが利用できるサポートオプションにはどのようなものがありますか?

ハードウェア/ソフトウェアプロバイダーには、SUSE Premium SupportにSUSE Linux Enterprise Server for ARMのさまざまなサポートオプションが用意されています。このアラカルトのサービスオプションにより、サービスプロバイダーは知識豊富なスタッフや情報を利用して短時間で問題を解決できます。スキル、予算、時間の制約に基づいて独自のニーズに合ったサポートオプションを選択することが可能です。SUSE Premium Supportの詳細については、こちらをご覧ください

64ビットARMプロセッサシステムはどのようなものがサポートされていますか?

SUSEは、次のARMプロセッサプロバイダーと提携して、独自のARMv8-A機能を活用およびテストしています。

  • Advanced Micro Devices (AMD):Opteron A1100
  • Cavium:ThunderX
  • Cavium:ThunderX2 CN99xx *
  • Cavium:Octeon TX *
  • HiSilicon:Hi1616 *
  • NXP:QorIQ LS2085A/LS2045A、LS2080A/LS2040A
  • NXP:QorIQ LS1043A *
  • MACOM/Applied Micro:X-Gene 1、X-Gene 2
  • MACOM/Applied Micro:X-Gene 3 *
  • Marvell:Armada 7040/8040 *
  • Rockchip:RK3399 *
  • Qualcomm:Centriq 2400 *
  • Xilinx:Zynq UltraScale+ MPSoC

SUSE Linux Enterprise Server for ARM 12 SP3で新たにサポート。

注:ご利用のハードウェアベンダーにご確認ください。利用可能なARM System on a Chipハードウェアは変化が著しいため、すべてのプラットフォームに同程度のハードウェアテストを実施しているわけではありません。

SUSE Linux Enterprise Server for ARMはどのようなワークロードに対応できますか?

SUSE Linux Enterprise Server for ARMは、ARMv8-Aプロセッサとオープンソースコミュニティベースソリューション(ストレージ、ネットワーキング、ハイパフォーマンスコンピューティング)の高度な機能を幅広く柔軟にサポートします。主に次のようなことが可能です。

  • NUMAで95個以上のプロセッサコアをサポートできる機能を使用して、革新的で大規模なハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、ストレージ、ネットワーキングソリューションを開発できます。
  • HPCモジュールを使用して、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)の最新機能をすばやく簡単にデプロイできます。このモジュールはベースOSよりも頻繁に更新されるため、ベースOSを変更することなく、急速に進化するHPCに対応可能です。これにより、ソリューションの製品化リードタイム要件を満たせます。プラットフォームの広範な再テストは不要です。
  • 組み込みのCephクライアント対応機能により、Software-Definedストレージが実現します。
  • Open Build Service (OBS)とSUSEのPackageHubの追加ソフトウェアを使用して構築されたSUSE検証済みのコミュニティソースARMベースパッケージを通じ、オープンソースのイノベーションを活用したり、イノベーションに貢献したりすることができます。

ソリューションプロバイダーにとってSUSE Linux Enterprise Server for ARMの利点は何ですか?

SUSE Linux Enterprise Server for ARMにより、ハードウェア/ソフトウェアソリューションプロバイダーは次のことが可能になります。

  • 革新的なソリューションを提供する:強固なOS基盤を持つソリューションにより、ARMv8-Aプロセッサとオープンソースコミュニティベースソリューション(ストレージ、ネットワーキング、ハイパフォーマンスコンピューティング)の高度な機能を幅広く柔軟にサポートできます。
  • 製品化リードタイムを短縮する:多数の高度なツールを使用して、64ビットARMシステム向けのLinuxソリューションのコンパイル、パッケージング、デプロイメントを迅速に行えます。
  • ARM System-on-a-Chip (SoC)の独自の機能を活用する:ストレージの最適化、ネットワーク統合基盤、暗号化および圧縮エンジンのサポート、カスタムFPGA機能などを活用できます。
  • 商用ワークロードのセキュリティを強化する:共通基準(CC) EAL4+をサポートするように設計され、ARMエコシステムセキュリティメカニズムに対応する、商用OS向け最高レベルのセキュリティを使用します。
  • 短時間で問題を解決し、安心感を高める:すぐに利用できるSUSE Premium Supportサービスには、応答時間最短15分や24時間365日対応などのオプションがあります。
  • アプリケーションのパフォーマンスを最適化する:SUSE Linux Enterprise Serverのツールチェーンモジュールで利用可能な最新コンパイラテクノロジーでコンパイルして最適化できます。

SUSE Linux Enterprise Server for ARMは企業のIT部門向けですか?

SUSE Linux Enterprise Server for ARMは、ハードウェア/ソフトウェアソリューションプロバイダー向けです。エンタープライズクラスのセキュリティと優れたサポートを利用して、定評あるオープンソースの業界標準OS配布パッケージでARMv8-Aプロセッサ機能を活用することにより、革新的なソリューションを提供し、製品化リードタイムを短縮できます。現時点では、企業のIT部門向けの直接サブスクリプションモデルは用意されていません。

SUSE Linux Enterprise Server for Raspberry Piはどのようなものですか?

SUSE Linux Enterprise Server for Raspberry Piは、Raspberry Piデバイス用にカスタマイズされた特別パッケージバージョンのSUSE Linux Enterprise Server for ARM製品です。64ビットARMプロセッサとSUSE Linux OSを低コストで試したい開発者向けに、SUSE Linux Enterprise Serverを紹介するものです。Raspberry Pi 3 Model Bをサポートし、使いやすいグラフィカルユーザーインターフェイスで起動でき、Wi-Fi、Bluetooth、HDMI、Ethernet、GPIOなどの組み込みのI/Oに対応しています。また、コンパイラや人気の高い開発ツールが付属しています。SUSE Linux Enterprise Server for Raspberry Piは無料でダウンロード可能で、アップデートと修正プログラムを1年間利用できます。サポートはフォーラムでの質問と回答を通して受けることができます。詳細については、https://forums.suse.com/forum.phpをご覧ください。

ARMv8-A機能の優れたサポート

ストレージ、ネットワーク統合基盤、暗号化および圧縮エンジンのサポート、カスタムFPGA機能など、ARMv8-Aプロセッサの最適化機能を活用できます。

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高度なデプロイメントツール

多数の高度なツールで製品化リードタイムを短縮して、ARMサーバーシステム向けのLinuxソリューションのコンパイル、パッケージング、デプロイメントを迅速に行えます。

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ARMv8-Aプロセッサの幅広いサポート

強固なOS基盤を持つ革新的で高性能なソリューションを提供して、ARMv8-Aプロセッサとオープンソースコミュニティベースソリューションの高度な機能を幅広く柔軟にサポートできます。

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