「SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications」が Google Cloud Platformに対応

July 11, 2017


SAP HANAとGCPの環境に対応した初のLinux OSとして、企業の俊敏性・効率性の向上を支援

NUREMBERG, Germany

SUSEは本日、「SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications」が、Google Cloud Platform(GCP)の環境に対応したことを発表しました。これにより顧客は、SUSE Linux Enterprise Server for SAP ApplicationsをGCP環境に導入し、SAP HANAのワークロードを処理することが可能になり、価格と性能面での優位性を享受しながら高性能の仮想マシンを活用できます。同製品は、SAP HANAとGoogle Cloudの環境に対応した初のLinux OSです。SUSE Linux Enterprise Server for SAP ApplicationsをGCP環境に導入し、SAPソリューションを実行する場合、使用分のみが課金対象となるため、より迅速かつ効率的なビジネスクリティカルなアプリケーションの導入を実現し、エンタープライズの顧客は俊敏性を高めると同時に運用コストを削減することができます。

SUSEのグローバル・アライアンス担当バイスプレジデントであるナジ・アルマームード(Naji Almahmoud)は、次のように述べています。「GCP対応のSUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsは、本OSの重要なメリットを明確に示しており、オンプレミスのみならず、今後はオンデマンドでも、お客様がSAPソリューションを導入する際に、時間・労力・予算を節約できます。SUSEのソフトウェア定義型インフラストラクチャソリューションを使用することで、お客様はデジタル経済の需要の変化に対応することができます。さらに、Google Cloud Platformのサポートにより、企業にとっては、SAP HANAとSAP S/4HANAに対応した業界をリードするLinux OSについて、自社のニーズに適した導入方法を柔軟に選択できます。」

Bluefin North America社の地域バイスプレジデントであるブレントン・オー・キャラガン(Brenton O'Callaghan)氏は、次のように述べています。「Google Cloud Platform環境でSAPソリューションを実行することは、イノベーションとディスラプション(破壊的創造)の原動力となり、この先何年もの間、エンタープライズのお客様に恩恵をもたらすものと考えます。SUSEのパートナーとして、また、3つの主要パブリッククラウドプロバイダーでSAPソリューションの実行経験を持つ、世界でも数少ないサービスプロバイダーとして、エンタープライズのお客様が自社のデジタルロードマップにパブリッククラウドを導入するには、今が絶好のタイミングだと考えます。今後のSUSEおよびGoogleとの協業に、私たちは大きな期待を寄せています。」

Google Cloud Platformが加わったことで、SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsは現在、Amazon Web ServicesとMicrosoft Azureを含む3つの主要パブリッククラウドプロバイダーに対応しています。SAP HANA、Google Cloud Platform、SUSEについての詳細は、cloud.google.com/sap/saphanasuse.com/googleをご覧ください。

SUSEについて

SUSEは、オープンソースソフトウェアのパイオニア企業であり、信頼性と相互運用性に優れたLinuxおよびクラウドインフラソリューションを提供しています。その卓越したエンジニアリング能力、圧倒的品質のサービス、他の追随を許さないパートナーエコシステムは、25年の歴史を誇り、これに裏打ちされた製品とサポートは、顧客企業が複雑な要素を管理し、コストを削減し、自信を持ってミッションクリティカルサービスを提供できるよう支援しています。また、長期的な関係を構築することで、現在および将来にわたり、顧客が成功する上で欠くことのできない、より高度なイノベーションの開発・提供を実現しています。詳細につきましては、https://www.suse.com/ja-jp/ をご覧ください。

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