SUSE、「SAP HANA®, express edition」向けの運用環境を「SUSE Linux Enterprise」において実現

September 19, 2016


Mac OSやWindows、クラウドの環境上で、SAP HANAプラットフォーム向けの新規アプリケーションをSUSE Linux Enterprise対応の仮想マシンを使ってより迅速かつ簡単に開発

LAS VEGAS

SUSE®は本日、同社の「SUSE Linux Enterprise Server for SAP® Applications」が、新製品「SAP HANA®, express edition」の一部として無償提供を開始したことを発表しました。これは、業界をリードするSAPソリューション向けLinuxプラットフォームとSAP HANAを組み合わせた最新のパッケージであり、Microsoft WindowsとMac OS Xのユーザを対象とし、SAP HANAベースの新規アプリケーションをより簡便に開発可能な環境を実現します。

今回のSAP HANAの最新版は、SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsベースの仮想マシンとして、あるいはインテル・チップセット搭載のすべての対応Linux環境向けのバイナリ・インストール・パッケージとして、ラップトップ、デスクトップ、またはサーバ上にダウンロード・インストールが可能です。さらに、追加のクラウド・インフラストラクチャ費用を支払うことで、クラウドからのアクセスにも対応します。

SUSEのクラウド/ソフトウェア・アライアンス担当バイスプレジデントであるナジ・アルマームード(Naji Almahmoud)は、次のように述べています。「どんなに抜かりのないITスタッフでも、今日のデータセンターの変化のスピードに追い付くことは非常に困難な状況です。企業に必要なのは俊敏性です。SAP HANA, express editionのシンプルな運用により、開発者は、エンタープライズのお客様が俊敏性を得るためのツールを、より迅速に、より高いコスト効果で提供できます。これにより企業はSAP HANAの処理能力を活用して変化に真正面から取り組み、自社のビジネスについてより効果的な意思決定を行うことができるようになります。」

本ソリューションについての詳細は、suse.com/communities/blog/suse-supports-sap-hana-express-editionをご覧ください。

SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsに関する詳細は、https://www.suse.com/ja-jp/products/sles-for-sapをご覧ください。また、SAP HANA, express editionに関する詳細は、http://www.sap.com/sap-hana-expressをご覧ください。

<SUSEについて>

SUSEは、オープンソースソフトウェアのパイオニア企業であり、信頼性と相互運用性に優れたLinuxおよびクラウドインフラソリューションを提供することで、企業のコントロール能力と柔軟性を高めています。その卓越したエンジニアリング能力、圧倒的品質のサービス、他の追随を許さないパートナーエコシステムは、20年以上の歴史を誇り、これに裏打ちされた製品とサポートは、顧客企業が複雑な要素を管理し、コストを削減し、自信を持ってミッションクリティカルサービスを提供できるよう支援しています。また、長期的な関係を構築することで、現在および将来にわたり、顧客が成功する上で欠くことのできない、より高度なイノベーションの開発・提供を実現しています。詳細については、https://www.suse.com/ja-jp/ をご覧ください。

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