サポートTID

/etc/default/grubに定義したresumeデバイスの情報がinitrdに反映されない

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環境

SUSE Linux Enterprise Server 12

概要

新しく追加したswapデバイスをシステム設定に反映させようと、/etc/default/grubファイルのGRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULTのエントリのresume=に追加したデバイス名を追加入力。
その後grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfgを実行して設定反映を行った後、initrdファイルを再作成して再起動を実行したところ、追加したswapデバイスがシステムに認識されない。

原因

Initrdの生成時、上記/etc/default/grubに定義したresumeデバイス情報は使用されずに/etc/fstabで定義した内容を使用して生成します。

解決方法

手動でswap情報の設定を行う必要がある場合は、/etc/fstabにも上記GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULTのエントリで設定したresume(swap)ディスクの情報を定義します。

※/etc/fstabにディスク情報を反映させる場合はUUID値(デフォルト)で指定します。
関連情報としてこちらのTIDも合わせて参照ください。
swapディスクの交換後、再起動時にswapが有効にならない。
https://www.suse.com/ja-jp/support/jp/kb/tids/00100054/

その後、dracut --force"コマンドを実行してinitrdの再作成をします。
s390x環境の場合は、更にgrub2-zipl-setupを実行してブートレコードへの設定反映をします。

免責条項

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  • ドキュメント ID:00100065
  • 作成年月日:16-MAY-17
  • 修正年月日:16-MAY-17
    • SUSESUSE Linux Enterprise Server 12

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