鉄壁のデスクトップセキュリティ

データを保護し、セキュリティを確保しましょう。また、有害なウィルス攻撃、マルウェア、その他のセキュリティ上の脅威からデスクトップを保護しましょう。SUSE Linux Enterprise Desktopには、AppArmorが採用されています。これは、使用する各アプリケーションの周囲にファイアウォールを構築する革新的なセキュリティテクノロジです。

SUSE Linux Enterprise Desktop 11は、現時点で最もセキュアなデスクトップコンピューティングプラットフォームです。UNIXの世界を継承し、トップレベルのアプリケーションセキュリティ技術の強みと管理性が追加されたSUSE Linux Enterprise Desktopは、ユーザに鉄壁のセキュリティと安心感をもたらします。

Windowsが抱えるセキュリティの問題

Windowsのセキュリティと言えば、多くのことが思い浮かびます。ウィルス、マルウェア、スパイウェア、 ブルー画面。そして、最新のパッチの公開までには長い時間がかかります。セキュリティの欠陥を修正するために、Windowsシステムを修正し、新しいサービスパックをインストールする必要がありますが、このコストは年間数億ドルにのぼります。このような作業のために、時間、生産性、費用の損失が生まれています。Gartner社は、Windowsセキュリティの脆弱性は、デスクトップのTCOを、ユーザ当たり年間約200 USドル引き上げていると見積もっています1

マイクロソフトは、Windows 7のセキュリティは以前のバージョンと比較して強化されていると主張しています。しかし、Windows 7が発売されてから数週間もたたないうちに、サービス妨害を引き起こす可能性のある脆弱性が発表されました。

Windowsはなぜ生来的にセキュアでないのでしょうか?第1に、Windowsは、Internet ExplorerなどのサービスがOSと緊密に統合されたモノリシックなOSだという点が挙げられます。このため、たった1つのセキュリティの脆弱性が、Windowsシステム全体を危険にさらしてしまいます。第2に、Windowsでは新しいユーザアカウントを作成すると、デフォルトで「管理者」権限が付与されます。これが従来から必要以上にWindowsの脆弱性を増大させていました。これにより、マルウェアプログラムは、マシン上に新しいアプリケーションをインストールしたり、ほとんど思うがままにファイルを作成、変更、削除したりすることによって、大混乱を引き起こすことが可能になります。

SUSE Linux Enterpriseによるセキュリティ強化

SUSE Linux Enterprise Desktopは、2つの方法によって鉄壁のセキュリティを実現します。第1に、Windowsとは異なり、Linuxのアーキテクチャはモジュール化されています。OS内部の異なる要素同士は緩やかに連結されているので、システムの1つの場所にあるセキュリティ上の欠陥が、別の部分に影響を及ぼしにくくなっています。さらに、SUSE Linux Enterpriseは、デフォルトで管理者権限や無制限の権限を付与しません。そのため、アプリケーションは、「想定内の」動作しか行えません。たとえば、ワードプロセッサなどのアプリケーションを実行している場合、ワードプロセッサはユーザが持つ制限されたアクセス権の範囲で動作します。書き込みは、自分のホームディレクトリに限られます。IT管理者が明示的に許可を与えない限り、システムファイルに書き込むことはもちろん、他のユーザのディレクトリにさえ書き込めません。これにより、被害が広範に及ばないように制限されます。

第2に、SUSE Linux Enterpriseには、強力なセキュリティツールスイートが組み込まれています。これはAppArmor®というアプリケーションレベルの強力なセキュリティフレームワークで、プログラムへのアクセスを強制的に制御します。システム管理者はAppArmorを使用して、プログラムがアクセス可能なファイルや、プログラムがファイルに対して実行できる作業を指定できます。指定されていない動作は拒否され、ログに記録されます。これにより、デスクトップでソフトウェアの欠陥の悪用が防止されます。AppArmorには、プログラムの制御に必要な機能がすべてそろっているので、ゼロデイアタックなど、プログラムの脆弱性を悪用しようとする攻撃を阻止できます。さらに「学習モード」があり、アプリケーション固有のセキュリティ開発を自動化するので、ユーザは新たに専門知識を身に付ける必要がありません。最後に、SUSE Linux Enterprise Desktopは、統合VPN (仮想私設網)、ファイアウォール、ウィルス対策ツール、証明書管理などの他のセキュリティツールも搭載しているので、安心して使用できます。

Linuxが生来的にWindowsよりもセキュアである上、AppArmorなど先進的なセキュリティ技術のおかげで、SUSE Linux Enterprise Desktopは、現時点で最もセキュアなデスクトップコンピューティングプラットフォームを提供していると言えます。

数値による裏付け

セキュリティに関連する数値を見ると、Windowsのセキュリティ上の欠陥が、驚くべきレベルであることがわかります。たとえば、CERT (United States Computer Emergency Readiness Team: 米国土安全保障省コンピュータ緊急対策チーム)は、一連の重要メトリックを使用して、セキュリティ上の欠陥の重大度を評価しています。結果は0~180の数値で表され、180が最も重大な脆弱性を示します。CERTの見解では、40点以上はCERTの特別勧告とUS-CERTテクニカルアラートに値する重大性であるとされています。2009年1月以降にマイクロソフトが発表した技術的なサイバーセキュリティ警告は、全体の約60%にのぼります。20%をAdobe社が占め、Oracle社とApple社がこれに続きました。Linuxに直接起因する警告はありませんでした。2

SUSE Linux Enterprise Desktop

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