主な特長
Workstation Extensionでは、システムのトラブルシューティング時に同僚とリアルタイムでコミュニケーションを取りながら協同作業を行うことができるため、生産性が向上します。
必要なデスクトップアプリケーションにサーバーから直接アクセスすることで、時間を節約します。システムのトラブルシューティングを行う際、ファイルの作成と修正、簡単なハウツーガイドの表示、同僚とのリアルタイム通信などが可能だったら、と思ったことはありませんか。それが可能になったのです。SUSE Linux Enterprise Workstation Extensionにはメッセージング、マルチメディア、オフィス生産性のツールが含まれているため、コラボレーションとコミュニケーションが容易になります。また、システム間の切り替えが不要なので、作業がより速く効率的になります。
Workstation Extensionでは、1つのシステムでアプリケーションを開発、テスト、デプロイし、コードとファイルのコピーおよび設定時に発生するエラーを排除することも可能です。
コードのデバッグをしてみたら、システムから別のシステムに情報を移動する際にミスをしていたことに気付き、時間を無駄にしてしまったことはありませんか。もうそんなことはなくなります。Workstation Extensionを使用すれば、1つのシステムでアプリケーションの開発、テスト、および実装が可能です。マシン間でコードやファイルのコピーや設定を行うときにエラーが起きることがなくなります。
SUSE Linux Enterprise Workstation Extensionには、SUSE Linux Enterprise Desktopの生産性アプリケーションがすべて含まれています。LibreOfficeスイートに加えて、Webブラウザー、eメール、スケジュール、インスタントメッセージングなども利用できます。サーバー環境の生産性向上に必要なものを選択してください。
- Mozilla Firefox Webブラウザー
- Evolutionのeメールとスケジュール
- Pidginインスタントメッセージ
- Shotwell Photo Manager
- Rhythmboxミュージックプレーヤー
- LibreOfficeオフィス生産性スイート
システム要件
特定用途での推奨事項
- 512MiB~4GiBのRAM、1CPUあたり最低256MiB
- 空きディスク容量:4GiB、OSのスナップショット/ロールバック:16GiB
- ネットワークインターフェイス(イーサネット、ワイヤレス、またはモデム)
- Xen仮想ホストサーバー – 仮想ホストサーバー1台当たり512MiB以上のRAM
- KVM仮想ホストサーバー - KVMの制限はSUSE Linux Enterprise Serverの場合と同一
- XenまたはKVM仮想マシン – 仮想マシン1台当たり256MiB以上のRAMを追加
- プリントサーバー:サーバーベースの印刷パフォーマンスを向上させる場合は、比較的高速なプロセッサを使用するか、プロセッサを追加
- Webサーバー:キャッシングを向上させる場合は、RAMを追加。Webアプリケーションのパフォーマンスを向上させる場合は、プロセッサを追加
- データベースサーバー – キャッシングを向上させ、並行I/Oに複数のディスクを使用する場合はRAMを追加
- ファイルサーバー – I/Oスループットを向上させる場合は、メモリとディスクを追加するか、RAIDシステムを使用
インストールに必要なLinuxサーバーの最低システム要件
- ローカルインストール:512MiBのRAM (512MiBのスワップを推奨)
- ハードディスク:2GiB以上(すべてをインストールする場合8.5GiB以上を推奨)
- OSのスナップショット/ロールバック用に16GiB