SUSE、エッジでKubernetesとオペレーティングシステムを管理するための、完全に統合された専用のクラウドネイティブソリューションを提供

October 25, 2022


KubeCon NA 2022

  • LinuxとKubernetes Managementのポートフォリオをエッジ 2.0に組み込み、エッジオペレーションの拡張を可能にする安全なスタックを提供。クラウドネイティブワークロードのセキュリティを強化

KubeCon North America, Detroit

革新的で信頼性が高く安全なエンタープライズグレードのオープンソースソリューションのグローバル リーダーであるSUSE®(日本法人:SUSEソフトウェアソリューションズ ジャパン株式会社)は本日、お客様がエッジインフラストラクチャを加速および拡張し、エッジオペレーションを変革できるようにする新機能を発表しました。Rancher、SUSE Linux Enterprise (SLE) Micro、SUSE NeuVectorの新機能と合わせて、SUSEのエッジソリューションは、分散したエッジロケーション全体でKubernetesとLinux OSのライフサイクル管理を簡素化、一元化、そして自動化する、高度に安全で統合されたスケーラブルなプラットフォームをもたらします。

業界で最も広く採用されている認定済みの軽量Kubernetesディストリビューションと、エッジ専用に構築された業界をリードするエンタープライズ対応のセキュアなLinux OSを組み合わせることで、当社はお客様の最大の課題である拡張性に対応し、完全に統合されたクラウドネイティブソリューションを最初に提供した企業の1つです。SUSEのエッジ担当ゼネラルマネージャーであるKeith Basil氏は次のように述べています。「クラウドネイティブテクノロジー、コンピューティング速度の向上、AIの融合により、エッジコンピューティングが加速しています。この需要に応え、イノベーションを継続するために、2023年にはエッジビジネスへの投資を大幅に拡大します」

エッジの完全なライフサイクル管理を実現するクラウドネイティブスタック

エッジコンピューティングの必要性が高まっています。Gartnerは、2025年までに企業が管理するデータの50%以上がデータセンターやクラウドの外で作成および処理されると予測しています。同様に、The Linux Foundationは、エッジコンピューティングがクラウドの4倍になり、2025年までに世界中のデータの75% を生成することを発見しました。

SUSE Edge2.0は、アプリケーションからKubernetes、オペレーティングシステムまで、スタック全体にわたってシームレスに統合されたセキュリティを備え、あらゆる種類のクラウドネイティブエッジ管理ソリューションを提供します。一般的なエッジ、テレコム、自動車など、追加機能を必要とするさまざまなエッジ用途で、顧客の正確なニーズに一致するユースケース・ベースのエッジソリューションを提供するのはSUSEだけです。

エッジ 2.0の追加機能は次のとおりです。

運用の複雑さを軽減–管理されていないエッジロケーションにおいて、完全に統合され大規模かつコスト効率の高い、集中管理ソリューションの恩恵を受けることができます。これにより、ITオペレーターは新しいエッジデバイスを簡単に追加し、可用性に影響を与えることなくローリングアップデートを提供できるようになります。組織が最新のクラウドネイティブアプリケーションをエッジに展開するために必要なITスキルが軽減されます。

Kubernetes とオペレーティングシステムの両方を管理する機能–SUSE Edge 2.0は、Kubernetesと基盤となるオペレーティングシステムを単一のコントロールプレーンから管理し、24時間体制の故障修理サポートと専門家によるコンサルティングサービスを提供します。お客様は、エッジベースの場所で複雑なクラウドネイティブワークロードを実行する際に、設計、展開、メンテナンスなど、開発のあらゆる段階で手間のかからない運用を実現できます。

エッジ用に構築されたオペレーティングシステム–SUSE Linux Enterprise (SLE) Micro 5.3の最新リリースは、コンテナ化および仮想化されたワークロード向けに構築された軽量のオペレーティングシステムであり、Rancherと完全に統合されました。Rancherと連携することで、SLE Micro 5.3のシームレスな展開が可能になり、顧客はオペレーティングシステムとKubernetesを1 つのダッシュボードから管理できるようになります。さらに、 Kubernetes を使用し、一元化された完全なクラウドネイティブOS管理を可能にするソフトウェアスタックであるElemental[YI1] は完全にオープンソースであるため、基盤となるインフラストラクチャの選択肢がさらに広がります。

あらゆる分散環境のセキュリティ–SUSE Edge 2.0を使用すると、お客様はエッジアプリケーションを任意のリモートロケーション、ミニデータセンター、または産業用 IoT (IIOT) エッジデバイスとして安全に実装できます。さらに、防衛や政府などのセキュアな組織においても、SLE Microを組み込むことができます。これは、SLE Microが連邦調達要件によって義務付けられている商用サイバーセキュリティ製品認定に準拠していること、そしてFIPS 140-3およびコモン・クライテリアにて評価中でありNIAPにリストされる予定があるからです。アプリケーションレベルのクラスタ内セキュリティでは、SUSE NeuVectorを追加することで、多層防御とゼロトラストランタイムセキュリティを提供できます。

 

クラウドネイティブワークロードのセキュリティ強化

企業は、コストを抑え、実行時間を改善し、ワークロードの安全性と拡張性を確保しながら、1つのベンダーに縛られない環境構築を迫られています。Rancherは、世界中で1億回以上のダウンロードと数万回の運用展開を行っており、市場展開規模を維持しています。

 

SUSEについて

SUSEは、革新的で信頼性の高い安全なエンタープライズグレードのオープンソースソリューションの世界的リーダーであり、Fortune 500社の60%以上がミッションクリティカルなワークロードでSUSEを利用しています。SUSEは、ビジネスクリティカルなLinux、エンタープライズコンテナ管理、エッジソリューションを専門ベンダーとして、世界中のパートナー様やコミュニティと協力して、データセンター、クラウド、エッジなど、あらゆる場所でイノベーションを実現できるようにお客様を支援しています。

SUSEは、「オープンソース」の意味を本来のオープンソースに戻します。そして、お客様に今日のイノベーションの課題に対応できるスピードと、今後のソリューション戦略の進化をサポートします。世界中で2,000人を超える従業員を擁しており、SUSEは、フランクフルト証券取引所に上場しています。

 

将来予想に関する記述

「目的とする」、「目標とする」、「~するつもりである」、「思う」、「予測する」、「計画する」、「期待する」その他同様の表現を含む、弊社の将来の期待、計画、見通しに関する本プレスリリースの記述は、注意して読む必要があります。実際の結果は、競合他社の状況、お客様との取引の発展、お客様との関係への依存、成長や吸収合併の管理、未検出のソフトウェア問題の可能性、新型コロナウィルスのパンデミックおよび景気低迷の影響のリスク、低価格化の圧力、インターネットの実現性など、さまざまな重要な要因の結果、このような将来予想に関する記述によって示されたものとは大きく異なる場合があります。また、本書に含まれる将来予想に関する記述は、本プレスリリースの日付の時点での見解を示したものです。これらの見解は、変更される可能性があります。当社には、将来予想に関する記述を更新する義務は一切ありません。これらの将来予想に関する記述は、変更される可能性があり、本プレスリリースの日付以外の日付の時点での当社の見解を示したものとして使われるべきものではありません。

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