サポートTID

OS起動時のfsckのチェック間隔

このドキュメント (00100020) の最後に記載の 免責条項 に基づき提供されています。

環境

SUSE Linux Enterprise 11

概要

OS起動時のfsckのチェック間隔について知りたい。

解決策

ext3などのファイルシステムでは、以下のいずれかの条件に合致した場合、OS再起動時に強制的にfsckが実行されます。

  1. 該当ファイルシステムのマウント回数が"Maximum mount count"の値を超えた場合

    例)

    # tune2fs -l /dev/sdb1 | grep -i mount

    :

    Maximum mount count: 37

  2. 前回のfsck実行から"Check interval"の期間を経過した場合

    例)

    # tune2fs -l /dev/sdb1 | grep -i interval
    Check interval: 15552000 (6 months)

上記の値を変更することで、定期的に実行されるfsckの間隔を調整することが可能です。

変更例)

該当ファイルシステムのマウント回数を50回に変更
# tune2fs -c 50 /dev/sdb1

前回のfsck実行から"Check interval"の期間を8か月に変更
# tune2fs -i 8m /dev/sdb1

免責条項

このサポート ナレッジベースは、NetIQ/Novell/SUSE顧客、および弊社製品およびそのソリューションに関心のあるパーティへ、情報やアイデアの取得およびそれらの知識を得る為の有効なツールを提供します。 本文書の商品性、および特定目的への適合性について、いかなる黙示の保証も否認し、排除します。

  • ドキュメント ID:00100020
  • 作成年月日:30-SEP-15
  • 修正年月日:30-SEP-15
    • SUSESUSE Linux Enterprise 11

このドキュメントはあなたの問題を解決しましたか? フィードバックを送る

SUSEサポートフォーラム

経験豊富なシステムオペレーターへの質問を投稿したり、他のSUSEコミュニティのエキスパートと交流したりすることができます。

サポートリソース

このガイドラインでは、SUSEサブスクリプション、Premium Support、教育機関向けプログラム、またはパートナープログラムで提供されるテクニカルサポートの活用方法について説明します。


SUSE Technical Support Handbook Update Advisories

インシデントを開く

テクニカルサポートへのインシデントの報告、サブスクリプションの管理、パッチのダウンロード、ユーザーアクセスの管理を行うことができます。