SUSE、米国ワシントンD.C.で「SUSECON 2016」を開催、オープンソースのソフトウェア定義型インフラストラクチャのイノベーションを紹介

October 26, 2016


富士通、HPE、IBM、インテル、SAP、SUSEによる基調講演でエンドユーザー向けグローバル・カンファレンスを11月7日~11日に開催

NUREMBERG, Germany

SUSE®は本日、真の意味で「オープン」なオープンソース技術の柔軟性を必要とする企業を対象に開催予定の、エンドユーザー向けグローバル・カンファレンス「SUSECON 2016」(於:米国ワシントンD.C.、期間:11月7日~11日)について、スポンサー企業、基調講演、ブレイクアウト・セッションの詳細情報を発表しました。

「SUSECON 2016」では、オープンソースとLinuxのテクノロジーを使用した、最新のソフトウェア定義型インフラストラクチャを紹介します。ビッグデータ、DevOps、ソフトウェア定義型ストレージ、クラウドコンピューティング、ゼロダウンタイム、データセンターの標準化、Docker/コンテナ、Linux環境でのSAPの活用など、「SUSECON」で取り扱うトピックは、エンタープライズ顧客のニーズに特化したものとなっています。

SUSEの戦略・アライアンス・マーケティング担当プレジデントであるマイケル・ミラー(Michael Miller)は、次のように述べています。「当社のエンドユーザーにとって『SUSECON』は、極めて有益なコンテンツを取り入れ、さらにSUSEのエンジニア、役員、パートナー、他のお客様、コミュニティの熱心な関係者と直接対話ができるという、2つの大きなメリットがあります。私たちが取り上げるトピックは主に、ITの変革による効率化、ビジネスニーズの変化に対応する俊敏性、ミッションクリティカルなビジネスシステムの稼働維持といったものです。こうした関連の話題について学びを深め、知識が豊富な人々と交流する上で、これ以上の機会はありません。」

基調講演者は以下の通りです。

  • 富士通株式会社、プラットフォームソフトウェア事業本部 本部長代理、田中 かつゑ氏
  • HPE、HPEサーバープラットフォームソフトウェア担当バイスプレジデント、スコット・ファーランド(Scott Farrand)氏
  • IBM、グローバルISVテクニカル・イネーブルメント&サポート担当バイスプレジデント、キャシー・ベネット(Kathy Bennett)氏
  • インテル、ハイパフォーマンス・コンピューティング・プラットフォーム・ソフトウェア&クラウド担当ゼネラル・マネージャー、フィーゲン・ウルゲン(Figen Ülgen、Ph.D.)氏
  • SAP、データ管理製品担当バイスプレジデント、ブライアン・ビンク(Brian Vink)氏
  • SUSE、CEO、ニルス・ブラウクマン(Nils Brauckmann)
  • SUSE、戦略・アライアンス・マーケティング担当プレジデント、マイケル・ミラー(Michael Miller)
  • SUSE、CTO、トーマス・ディ・ジアコーモ(Thomas Di Giacomo)

「SUSECON 2016」では、ハンズオン、チュートリアル、ケーススタディ、将来の見通し、事業概要に関するものなど、150以上のセッションを予定しており、データセンター・イノベーションの技術と未来について深く掘り下げていきます。主なセッションは以下の通りです。

  • 「SUSE Linux Enterpriseの技術ロードマップ」:提供済み、あるいは提供予定の機能のほか、SUSE Linux Enterpriseの技術を活用して、ミッションクリティカルなデータセンター、UNIXへの移行、仮想化インフラストラクチャ、クラウド化など、最高のソリューションを実行する方法について学ぶことができます。
  • 「SUSE OpenStack Cloud環境でのネットワーク機能仮想化(NFV)の使用」:本セッションでは、SUSE Linux EnterpriseとSUSE OpenStack Cloudの拡張ユースケースとしての、ネットワーク機能仮想化のInfrastructure-as-a-Service(NFVIaaS)について紹介します。
  • 「ストレージファーストによる、従来型データセンターからソフトウェア定義型データセンターへの変革」:今日のデータセンター担当役員が、次世代技術への移行という課題に直面する中、本セッションでは、SUSE Enterprise Storageを通じ、今日のデータセンター環境にCephを組み込みつつ、未来のソフトウェア定義型データセンターへの移行を実現する方法について話し合います。
  • 「Tyson Foods社によるSUSE Manager 3とSaltStackの導入事例」:SUSE Manager 3のベータプログラムに早期から参画していたTyson Foods社は、一部のミッションクリティカル・システムの大規模なプラットフォームの移行にあたって、最新のSaltStackツールをシステム管理ツールにいち早く導入しています。

「SUSECON 2016」のスポンサー企業は、コーナーストーンスポンサーが富士通、ヒューレット パッカード エンタープライズ、IBM、インテル、SAP、プラチナスポンサーがARM、シスコ、Lenovoで、ゴールドスポンサーは、DataVard、Micro Focus、Microsoft Azure、NetApp、Wiproです。「SUSECON」についての詳細は、www.susecon.comをご覧ください。

<SUSEについて>

SUSEは、オープンソースソフトウェアのパイオニア企業であり、信頼性と相互運用性に優れたLinuxおよびクラウドインフラソリューションを提供することで、企業のコントロール能力と柔軟性を高めています。その卓越したエンジニアリング能力、圧倒的品質のサービス、他の追随を許さないパートナーエコシステムは、20年以上の歴史を誇り、これに裏打ちされた製品とサポートは、顧客企業が複雑な要素を管理し、コストを削減し、自信を持ってミッションクリティカルサービスを提供できるよう支援しています。また、長期的な関係を構築することで、現在および将来にわたり、顧客が成功する上で欠くことのできない、より高度なイノベーションの開発・提供を実現しています。詳細については、https://www.suse.com/ja-jp/ をご覧ください。

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