ケーススタディ:Wipro社、SUSEとAWSにより小売業界向けアプリケーションデリバリーをモダナイズ

水曜日, 22 4月, 2020

Wipro社は、SUSE Cloud Application PlatformとAmazon EKSを使用して、お客様のアプリケーションデリバリーに対する課題を解決しました。

この興味深いケーススタディをこのたび公開しました。

WiPro社の顧客には、アプリケーション開発とデリバリープロセスのモダナイズを検討しているFortune 500の小売企業が存在しています。このようなお客様は、従来型のインフラストラクチャ、アプリケーション開発サイクルの遅延、カスタマーエクスペリエンスを大規模にカスタマイズできないという課題に直面していました。WiPro社はSUSEおよびAWSと協力して、よりスケーラブル、アジャイル、そしてシームレスに運用できる小売顧客向けの新しいプラットフォームを構築しました。デプロイメントの時間は最大40%削減され、デプロイメント数は全体で30%増加させることができました。さらに、自動化によって、アプリケーションのリリースのパイプラインを最大40%まで向上させることが可能になりました。また、サービスごとのリソースの使用率が約30%近く向上したことにより、コスト削減に大きく寄与しました。

Wipro社は、SUSE Cloud Application Platformを活用したデジタルトランスフォーメーションサービスをお客様に提供できるようになりました。マイクロサービスとコンテナを活用した、拡張性と高い自己修復性を備えたモジュール型アプリケーションと組み合わせることにより、お客様にクラウド環境の素晴らしい価値をご認識いただくことが可能になりました。これにより、ITリソースを追加することなく、よりスピーディかつカスタマイズ性に優れたアプリケーションのデリバリーを実現しました。

ケーススタディの全文はこちらをご覧ください。

 

このブログは How Wipro Modernizes Application Delivery for the retail industry with SUSE and AWS の抄訳です。

SUSE、「SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications」の提供範囲をAWS Marketplaceに拡大、ビジネスの柔軟性を強化

木曜日, 19 5月, 2016

SUSE®は本日、「SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications」の提供範囲をAmazon Web Services Marketplace(AWS Marketplace)に拡大したことを発表しました。これにより、顧客は今後、SAP HANAの高可用性機能に対応したSUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsを、従量課金形式によりAWS Marketplaceから直接購入することができます。企業のコンピューティング活用の需要は変動が激しく、ピーク時のリソースを常時確保することは、高コストかつ非効率になりがちです。そこで、今後は最低料金の設定もなくコンピューティングの使用容量に対してのみ対価を支払うことで、AWSのオンデマンド・クラウドサービスを活用して、SAPソリューション向けLinuxプラットフォーム上でSAPアプリケーションを利用時間単位で実行できるようになり、また、必要に応じてコンピューティングリソースを柔軟に拡張することができます。このほか、オンデマンドLinuxプラットフォームの使用を提供するため、SUSEはクラウドコマースプロバイダのOrbitera社と提携しました。

SUSEのグローバル・ビジネス開発担当責任者であるナジ・アルマームード(Naji Almahmoud)は、次のように述べています。「IT部門の効率化は、お客様の成長に必要な重要な要素です。データセンター内でサーバーを遊ばせておくことがリソースの無駄であることは、CIOもIT管理者もわかっています。SUSE Linux Enterprise for SAP Applicationsの提供範囲をAWSに拡大することで、ハードウェアや長期契約に無駄なコストを費やすことなく、コンピューティングニーズに対応する新たな方法をお届けしていきます。」

SUSE Linux Enterprise Server for SAP ApplicationsをAWS環境で実行する新たなオプションにより、顧客は、柔軟なAWSインフラストラクチャのメリットを活かして、自社の変化するコンピューティングニーズに迅速に対応することが可能になります。この結果、ハードウェアの計画・購入・保守に関わるコストと複雑さから解放され、これまでの多額の固定コストを変動コストへと変換し、大幅に縮小することができます。SUSEソリューションには、SAP HANAプラットフォーム導入用の高可用性リソース・エージェントも搭載されています。このエージェントは、AWSクラウド環境で実行できるよう設計されており、SAP HANAインスタンスはAWSアベイラビリティゾーン(AZ)間のフェイルオーバーが可能です。

アマゾン ウェブ サービスのAWS Marketplace/カタログサービス部門グローバル・ビジネス開発担当ジェネラル・マネージャーであるバリー・ラッセル(Barry Russell)氏は、次のように述べています。「インフラストラクチャ管理の最適化を模索する多くの大企業や新興企業にとって、SUSE Linuxは重要なOSの選択肢となっています。SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsの提供範囲がAWS Marketplaceに拡大されたことを、非常に嬉しく思います。今回の拡大に伴い、SAPユーザーは、検索が簡単で合理化された1-Click®デプロイメント機能とAWS Marketplaceによる調達を通じ、オンデマンドの信頼性・拡張性に優れたAWSのクラウド・コンピューティング・サービスの優位性を体験できます。」

SUSEとAWSの両社は、Protera Technologies社との協業により、一定の条件を満たした顧客を対象に、AWS環境におけるSAP HANAのクラウド導入計画を支援していきます。

SUSEの「BYOS(Bring Your Own Subscription)」(サブスクリプション持ち込み)プログラムの提供が開始された昨年以降、顧客はSUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsの既存のサブスクリプションを使用して、AWS環境でSAPワークロードの開発と試験に対応してきました。オンデマンド・アクセスは現在、aws.amazon.com/marketplace/pp/B01E9GPLB8にてAWS上で提供中です。AWS環境でのSUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsの使用に関する詳細は、aws.amazon.com/suseをご覧ください。業界をリードするSAPソリューション向けLinuxプラットフォームについての詳細は、suse.com/products/sles-for-sapをご覧ください。

<SUSEについて>
SUSEは、オープンソースソフトウェアのパイオニア企業であり、信頼性と相互運用性に優れたLinuxおよびクラウドインフラソリューションを提供することで、企業のコントロール能力と柔軟性を高めています。その卓越したエンジニアリング能力、圧倒的品質のサービス、他の追随を許さないパートナーエコシステムは、20年以上の歴史を誇り、これに裏打ちされた製品とサポートは、顧客企業が複雑な要素を管理し、コストを削減し、自信を持ってミッションクリティカルサービスを提供できるよう支援しています。また、長期的な関係を構築することで、現在および将来にわたり、顧客が成功する上で欠くことのできない、より高度なイノベーションの開発・提供を実現しています。詳細については、https://www.suse.com/ja-jp/ をご覧ください。

■ノベル株式会社について
ノベル株式会社は、Micro Focus Internationalの日本法人です。詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。
http://www.novell.com

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SUSE、「AWS Test Drive」プログラムの対応製品を発表

木曜日, 13 11月, 2014

※本リリースは11月11日にドイツ・ニュルンベルクで発表されたプレスリリースの抄訳版です。

SUSE®は本日、SUSE Linux Enterprise Server環境に対応した、同社初の「AWS(Amazon Web Services)Test Drive」プログラム向け製品を発表しました。これは、「Secure Messaging Service」のAWS Test Drive(無料評価)版であり、ユーザーは国際的なプロトコルや基準に準拠した、高信頼性でセキュアな電子署名メールソリューションを試用できます。今回のAWS Test Drive版では、SUSE Linux Enterprise Server、WSO2 Enterprise Service Bus、Yenlo Digilink(Digikoppeling)を活用することで、官公庁・企業向けのセキュアな通信を実現します。

AWS Test Drive プログラムでは、簡単かつ体系的な方法により、構成済みソリューションの設定を行い、コストやリスクを伴わない製品試用が可能です。SUSEでは、AWS Test Driveに対応した製品を複数計画中であり、その第一弾にあたるのが、今回のSecure Messaging Service Test Drive版です。本製品は、SaaS(Software-as-a-Service)形式で提供され、AWSクラウド上で無料試用できます。

SUSEの事業開発担当グローバル責任者のナジ・アルマームード(Naji Almahmoud)は、次のように述べています。「AWS Test Driveプログラムは、AWSユーザにとって、画期的なソリューション・スタックを本番環境への導入前に試用するための理想的な手段といえます。WSO2やYenloなどのパートナーと協力することで、SUSEはこうしたTest Drive(試乗)の機会を作り出しており、エンタープライズのお客様には、必要とするソリューションを、最も効率的な形でご利用いただけます。Secure Messaging ServiceのようなソリューションをAWS環境に導入するパートナーやエンタープライズのお客様にとって、SUSE Linux Enterprise Serverは、信頼性と拡張性に優れたセキュアな運用プラットフォームとして機能します。」

Secure Messaging Serviceは、エンタープライズ向けオープンソースソフトウェア上に構築された包括括的なソリューションです。拡張性も高く、オープンAPIを用いたセキュリティ・ソリューションやアイデンティティ・ソリューションを追加することで、世界各国のセキュアメッセージング要件に対応できます。本サービスは、平均的容量のメッセージであれば毎秒200通の処理が可能で、顧客企業は効果的な意思決定を迅速に行う上で欠かせない情報が得られます。高負荷に対応するための拡張作業も容易で、自動ロードバランシング機能に対応したスケールアウト型クラウド環境として設計されているため、1秒間でより多量・大容量のメッセージを送信できます。

Yenlo社のビジネスデベロップメント担当バイスプレジデントのネビリン・ヤンセン(Nevlynn Janssen)氏は、次のように述べています。「WSO2とSUSEの基礎技術を活用することで、Yenloは、市場最速のエンタープライズ向けXMLメッセージングサービス(ebMS)を開発しており、主要規格に準拠した形で、1秒あたり市場最多のメッセージを送信できます。こうしたスピードを活用することで、より迅速な業務遂行が可能となり、顧客や社内ユーザへの対応を向上できます。AWSテストドライブプログラムへの対応が実現したことで、企業や官公庁はこのソリューションを素早く、簡単に試用・導入できます。」

WSO2社の戦略担当バイスプレジデントであるジョナサン・マーシュ(Jonathan Marsh)氏は、次のように述べています。「WSO2のミドルウェアとSUSEのLinuxソリューションがYenloの専門知識とシームレスに一体化することで、エンタープライズのお客様は、画期的なソリューション群を通じ、自社のビジネス上の問題に迅速に取り組むことができます。WSO2 Enterprise Service Bus環境でSecure Messaging Serviceを実行することで、エンタープライズのお客様には、AWSのテスト環境にとって理想的な、高性能・省スペースのサービス指向アーキテクチャ(SOA)上で構築されたebMSソリューションをご利用いただけます。」

Secure Messaging Serviceの無料AWSテストドライブ版についての詳細は、aws.amazon.com/testdrive/suseをご覧ください。Secure Messaging Serviceについての詳細は、www.yenlo.com/en/digilinkをご覧ください。AWSテストドライブプログラムでサービスの評価を行った後は、AWS Marketplace、WSO2、Yenloを通じ、Secure Messaging Serviceを本番環境に導入できます。

SUSEについて
SUSEは、オープンソースソフトウェアのパイオニア企業であり、信頼性と相互運用性に優れたLinuxおよびクラウドインフラソリューションを提供することで、企業のコントロール能力と柔軟性を高めています。その卓越したエンジニアリング能力、圧倒的品質のサービス、他の追随を許さないパートナーエコシステムは、20年以上の歴史を誇り、これに裏打ちされた製品とサポートは、顧客企業が複雑な要素を管理し、コストを削減し、自信を持ってミッションクリティカルサービスを提供できるよう支援しています。また、長期的な関係を構築することで、現在および将来にわたり、顧客が成功する上で欠くことのできない、より高度なイノベーションの開発・提供を実現しています。詳細についてはsuse.comをご覧ください。

◇ノベルおよびネットアイキューについて
ノベル株式会社とネットアイキュー株式会社は、The Attachmate Groupの日本法人です。The Attachmate Groupは、Attachmate、NetIQ、ノベル、SUSEの4事業部を統括しています。

詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。
Novell, Inc. http://www.novell.com/ ノベル株式会社 http://www.novell.com/ja-jp
NetIQ Corporation http://www.netiq.com/ ネットアイキュー株式会社 http://www.netiq.com/ja-jp

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SUSE Managerのご紹介

月曜日, 6 7月, 2020

企業の情報システムのオペレーションシステムとしてLinuxを採用する企業は多いと思います。特に、インターネット経由で自社サービスを提供するためにプラットホームを所有する企業はほとんどがLinuxシステムであり、数百から数万という規模で運用されています。当然、その運用管理は、何も工夫しなければ膨大なものになります。

ここでは、Linuxシステムの管理、特にセキュリティパッチに代表されるOSレベルのソフトウェア管理に焦点をあて課題と解決策、そして解決策の実装としてのSUSE Managerについて述べたいと思います。(以降、この記事では特段の断りなく「管理」、「システム管理」という語を使う場合には上述の「OSレベルのソフトウェア管理」を指す事にします。)


Linuxシステム管理の課題

セキュリティ、コンプライアンス上の問題

ITサービス用のプラットホームの課題の1つはセキュリティレベルをいかに一定レベルに保つかという事です。昨今では、企業システムのセキュリティレベルは法令、業界標準、社内規則などで規定され、それを満たしていない場合に発生する事故は、企業に大きなダメージを与える場合があります。
また最近は、ゼロトラストネットワークという考え方に基づきファイアウォールに頼らずに外からのアクセスを許す形態が注目されています。このために、強力なユーザの認証と権限チェックを行う傾向にありますが、これはセキュリティホールを完璧に塞いで初めてできることで、そのためには継続的なセキュリティパッチ適用の努力が重要です。
このように、企業情報システムは、構成する個々のシステムレベルでセキュリティレベルを高く維持する必要があり、そのために歴史的に”パッチ当て”と言われてきた”時間浪費的”な作業をいかに効率的に、かつ、正しく、行うかに取り組む必要に迫られています。

管理されるシステムの量の問題

もう1つの大きな課題は多数のLinuxシステム管理をいかに効率的に行うかです。
ITサービス用のプラットホームの課題の1つはスケーラビリティをどう実装するかです。スケーラビリティは、システム負荷の増大に対してコンピュートリソースの追加で対応できる、という事ですから、サービスが順調に伸びるとそれを支えるLinuxシステムの数は自ずと増えていく事になります。このことはとりも直さず、セキュリティパッチ、カーネルアップデート、機能拡張モジュールなどのソフトウェアアップデートの適用は、従来のLinuxのパッケージ管理(yum, rpm, zypperなど,,)だけに頼っていては、終わらない作業になってしまうことを意味します。
また、定期的に入れ替えるまたは新しく導入されるサーバの数が数百というオーダーになることも珍しくなく、これもインストーラや単純なイメージコピーに頼っていては対応できません。

システム開発の機動性にどう対応するかの問題

アプリケーションの新規開発は今後アプリケーションのマイクロ化とサーバインスタンス数の増加が進んで行き、一方アプリケーションの保守は、複数のアップデートプロジェクトが同時にかつ短サイクルで走る事になり、開発環境や評価環境の数が倍々ゲームで増えていくことが予想されます。
安定的なアプリケーションを提供するためには、ソフトウェアアップデートのレベルを均一に保ち、差分を管理することは重要課題となります。

Linuxシステム管理を効率化するための解決策

従って、Linuxシステム管理を効率化するためには、次のような方法が必要であると考えられます。

オートメーション

言うまでもなく、相手の数が多すぎて時間を浪費してしまうケースでは、解決策としては自動化(オートメーション)が決め手です。この場合、ソフトウェアアップデートの入手と適用を自動化することになります。但し、システムにより必要なソフトウェアアップデートは異なりますから、同様のアップデートを行うシステムを1つのグループとみなして一括して処理できることが必要になります。

グループ化

オートメーションの前提として、Linuxシステムを管理者の意図や目的に沿ったグループにまとめ上げる機能が必要です。これによって1回の処理で、複数のシステムをまとめて処理できるようになります。
またグルーピングの視点はソフトウェアアップデートにも必要で、CPUアーキテクチャ、ディストリビューション、OSバージョンなどの違いに加えて、ユーザが使用するアプリケーションや運用視点(例えば、再起動を必要とするかどうか)などにより分類して管理する必要もあります。

検索と状態評価

オートメーションやグループ化はシステム全体の視点から管理を効率化するための指針ですが、あるシステムの状態を知りたい、あるセキュリティパッチの適用状況を知りたい、と言うようなアプローチができなければ、思わぬ穴が生じる事になりかねません。そのためには、管理者の視点のキーワードで検索が可能で、さらにその検索結果がアップデートの必要度・緊急度により評価されている便利です。


SUSE Manager

SUSE Managerは、Linuxシステムの管理を自動化し、上述したような課題を解決し、管理のコストを低減するソフトウェアです。特徴としては、以下が挙げられます。

特徴① 異なるLinuxを管理することができる

SUSE Linux Enterprise Serverだけではなく、OpenSUSE、RedHat Enterprise Linux、Ubuntu、CentOSなどをサポートします。(*1)特定のLinux製品だけしか管理できないツールでは、異なる同様な製品を複数導入しなければならない事になり、異なるツール間でソフトウェアアップデートのレベルが異なるような状況が想定されます。
SUSE Managerは1つで上記製品をサポートするため、企業で使用されるLinuxシステムに対するカバレージが広い、と言えます。

特徴② 異なる動作基盤をサポートすることができる

ベアメタルや仮想マシン(VMware/KVM/Xen)上のLinuxは勿論のこと、AWS/Azure/GCPといったメジャーなパブリッククラウドや、SUSE CaasP Platform/Kubernetes/Dockerといったコンテナー基盤上で動作するLinuxシステムをサポートします。

特徴③ 管理対象のLinuxシステムの状態がひと目でわかる

SUSE Managerは、管理対象の個々のシステムに対して、アップデートの有無と数をレポートしてくれます。特に、セキュリティパッチに関しては深刻度の度合いを評価して、緊急度の高い順にレポートしたり、緊急度を表すアイコンを付けて表示する事によりひと目ですぐに対応すべきシステムがわかります。

このやり方は、Linuxシステムからの視点で脆弱性の深刻なシステムやメンテナンスの度合いが遅れているシステムを探し、その原因となっているソフトウェアアップデートを適用しようとするパターンです。

特徴④ 特定のセキュリティパッチの適用状況がひと目でわかる

一方で、ある脆弱性問題からの視点で、影響のあるシステムを探したい場合もあります。脆弱性に関する情報は、CVSS(共通脆弱性評価システム)から得ることができ、CVE-2020-1234と言ったCVE IDで扱われますが、SUSE ManagerではこのCVE IDを入力する事により、特定の脆弱性問題の対応が未了のシステムを簡単に洗い出すことができます。

 

特徴⑤ 検索や評価からスムーズに適用作業に入れる

SUSE Managerの使用上のメリットには、ソフトウェアアップデート対象を探す行為から実際に適用する作業へとスムーズに移行できる点です。
特徴④の画像は、1)パッチ名称のクリック、2)スケジュールの設定の2アクションで下記画像に到達します。パッチ適用の作業を理解している管理者にとって自然な流れで適用作業を行うことができます。

勿論、実行後の結果も成功とエラーが別に振り分けられ、それぞれの実行状況を簡単に把握することができます。

このように、SUSE Managerは大量のLinuxシステムの管理-ソフトウェアアップデートの管理-をシンプルにし、管理コストを低減する効果をもたらします。大量のLinuxシステムと言っても、何千何万と言うオーダーでなければ効果が出ないと言うものではありません。グローバルマーケットでの導入状況を聞いてみると、多くのSUSE Managerユーザは1−50システムで使用を開始しています。この規模では、SAPシステムで導入している事例もあります。
読者の皆様で多くのLinuxシステムを抱えていらっしゃる企業の方がいらっしゃいましたら、是非ご検討いただきたい製品です。

SUSE Managerの提供形態

SUSE Managerのソフトウェアは、SUSEのサイトからダウンロード可能です。その際、120日間フリートライアルのIDが与えれますが、実際に業務に使用する場合にはサブスクリプションの購入が必要になります。

オンプレミスではx86_64版、Power版が提供され、パブリッククラウドではAWS、Azure、GCPからインスタンスを生成することができますが、いづれにしてもサブスクリプションの購入が必要です。

SUSE Managerのリリース状況

現在のバージョンは4.0です。
今月下旬に4.1がリリースされる予定であり、管理可能なLinux製品の拡大やユーザエクスペリエンスの向上、性能の向上などが見込まれていますのでどうぞご期待ください。
現在4.1は、Public Beta program中です。ご興味のある方はこちらをご覧ください。

SUSE Manager 4.1の新機能については、次回のブログでお知らせする予定です。

*1 Linuxディストリビューション、バージョン、その他の条件によりサポート度合いが異なります。

 

2020年7月4日

SUSEソフトウェアソリューションジャパン株式会社

花木敏久

 

 

さあ、SUSEでCloud Foundry on Kubernetesをはじめよう!(後半)

金曜日, 12 6月, 2020

前半では実際にCloud Foundryを触ることをご紹介しましたが、後半では商用では実際にどう使うのかというお話、SUSEの持つ優位性についてご紹介したいと思います。PaaSを利用するにはベンダーが提供するサービスもございますが一社のみが提供するサービスには将来性や柔軟性において大きなリスクがあります。オープンなCloud Foundryであれば他社との連携や移行のハードルがなくなります。

Cloud Foundryを利用するにはベンダーマネージドのサービス(オンプレ、クラウド)を使う方法もありますがDEV/TEST/PROD環境を揃えるとそれなりの金額になるかと存じます。また2020年現在、SUSE以外のCloud FoundryはVMwareの上で動いておりポータビリティーやスケール、耐障害性などのコンテナのメリットをフルに享受出来ないという難点やBOSHという(何でも出来るけど)学習コストの高い言語を扱う必要があります。結局、ライセンス費用やコンサル費用を考えると規模感が…。そこで今回はパブリッククラウドサービスプロバイダーが提供するKubernetes(EKS, AKS, GKE)上にCloud Foundry環境を簡単にご利用いただけるSUSE Cloud Application Platformについてご紹介します。

Amazon EKSの場合


いくつか方法をご紹介しますが、まずは一番簡単なAWSのクイックスタートを使う方法をご紹介します。こちらのURLにアクセスして必要な情報を入力するだけで1時間ほどでCloud Foundryの環境を構築可能です。

デプロイガイドを開いてクリックして開始します。Step 3. Launch the Quick Startまでスクロールダウン。必要な条件等もこのドキュメントにまとまっております。前提条件としてはAWSのI AMアカウントがあること。全リージョン対応ではないのでご了承ください(個人的にはNorth Virginia使ってますが東京も対応してます)。

既存のVPC使うのでなければ左側の青い方をクリックしてCloud Formationを起動。

新規作成でよければそのままデフォルトのテンプレートを選択してで次へ。

あとはテンプレートに必要事項を入力するのみです。事前に設定が必要なのはRoute53(ドメイン取得とHosted zone ID)とSSH keyのみです。それ以外は各環境のポリシーに合わせて入力をします。その他のパラメータで変更を考慮する必要があるのはクラスター数やGUIの利用可否くらいかと思います。

開始すると裏でスタックが自動で作成されていきます。概ね40-60分ほどで構築が完了します(たまにエラーで止まりますが多いのはI AM権限関係のエラーです)。エラーの場合はスタックが削除されて自動でロールバックされますが親スタック以外が残る場合があります。その際には手動で対応して正しいパラメータで再実行します。

完了したら親スタックのOutputsに必要なEndpointの情報やGUI(Stratos)の情報が出力されます。その後は前半でご紹介したのと同様にすぐにアプリケーションをCloud Foundry上で動かすことが可能です。なお、パスワードはSecret managerを探してください。

Azure AKSの場合


次にAzureのマーケットプレイスからデプロイする方法をご紹介します。こちらもテンプレート化されており必要な情報を入力していくだけでCloud Foundryの世界を始めることが出来ます。

“GET IT NOW”をクリックしてスタートします

新規で作成するかプリセットされたコンフィグを使うか選択して開始します。

インスタンス、ディスク、ネットワーク、管理など項目ごとに情報を入力して作成します(以下、冗長となるので省略させて頂きます)。

EKS/AKS/GKEにデプロイ


導入の容易性を考慮して二つのパターンをご紹介しましたが最新バージョンや大規模導入、GKEの場合にはTerraformを活用して導入が可能です。こちらのGitHubにテンプレートがありますので興味があればご活用ください。手順に関してもマニュアルをリンクしておきます。
https://github.com/SUSE/cap-terraform
https://documentation.suse.com/suse-cap

また現在はAzureのみがマーケットプレイスに対応しておりますが近日中にAWS/Googleにおいてもマーケットプレイスからのご利用が可能となる予定です。その際、ライセンスはBYOS(Bring Your Own Subscription)となっておりますが、これも本年後半にはPay-as-you-goでご利用可能になる予定でございます。短期間のみ、もしくは反復の多いシステムの場合に1時間で環境を用意して1週間のみ使うようなオンデマンド・サブスクリプション利用が可能になります。これもSUSEの大きなアドバンテージですので今後にご期待ください。

Cloud Foundry on Kubernetesがなぜ素晴らしいのか?


最後に、なぜKubernetes上でCloud Foundryを構築することが良いのか。なぜSUSEがそんなことをしているのかを少しお伝えしたいと思います。以前書きましたとおり、SUSE以外のディストリビューションはCloud FoundryをVMware上で提供していますが、コンテナ化することで様々なメリットを享受出来るようになります。

そのメリットとは:

  • VMwareのライセンスが不要
  • 学習コストの高いBOSHが不要
  • 1/3~1/4のメモリで動作
  • コンテナとKubernetesのメリットを享受可能

その結果、構成や期間によっては最大90%ほどコストを抑えて全く同じ環境をご利用頂くことが出来る様になります。これはCloud Foundryのメリットをさらに高めるものでコストが見合わない、規模の小さいプロジェクトやSMBのお客様にも提案が可能になります。経営者にとっては魅力的でしょう。もう一つはアジャイル、ポータビリティー、スケール、冗長性、自己修復などKubernetesのアドバンテージを最大限に有効活用出来る様になります。これはアプリ開発者、インフラ担当者にとって大きなメリットとなります。そんなコンテナ化されたCloud Foundryですが現在パッケージ化して企業向けにサポートを提供しているのはSUSEのみでございます。

ここでなぜSUSEかという話を少し書きたいと思います。SAPやHPCの世界では有名ですが、それ以外の方にはカメレオンの縫いぐるみの印象が強いという方が多いと思います。しかし、実はKubernetesとCloud Foundryにも力を入れております。話はSUSEがHPEのHelion Stackatoを買収したところに遡る訳でございますが(詳しくはWebで)、その後IBM、SAP、Pivotalとも連携しながら主に以下のプロジェクトに携わっておりました。


CF コンテナ化は仮想マシンの代わりにCFAR(Cloud Foundry Application Runtime)をコンテナとしてパッケージ化し、CFARをKubernetesにデプロイ出来るようにする取り組み


CFARのプラガブルスケジューリングを有効にする取り組み(運用者はCFARがDiegoかKubernetesのどちらかを利用するか選択可能です)


前半の記事でもご紹介しましたCloud Foundryを管理するためのWebベースのUIに関する取り組み

ユーザーと管理者の両方がCloud Foundryクラスターで実行されているアプリケーションを管理し、クラスター管理タスクを実行することができます


Kubernetes向けのアプリケーションランタイムディストリビューション
Cloud Foundry Application Runtimeのオープンソース実装

そう、最後のKube CFはSUSE Cloud Foundryとして開発されていたscfが2020年3月20日にインキュベーションプロジェクトとしてCNCFに寄贈されました(関連記事参照)。今後はCF on K8sが主流となっていく訳ですが、その様な流れもあり実はSUSEもLinuxだけではなくパフォーマンスとセキュリティに優れたカーネルを活かしてKubernetesとCloud Foundryにガッツリ取り組みパッケージ化をしているという次第でございます。KubeCFについて興味のある方はこちらのブログもお読み頂くと良いかと思います。

Cloud Foundryが頭に浮かんだ際には数あるディストリビューションの中にSUSEという選択肢を入れて頂ければこれ幸いでございます。またアップデートがあれば共有させて頂きたいと思います。


お問い合わせに関して

  • この記事に関するお問い合わせは、担当までお寄せください。
  • 当該ブログの記述内容は、製品マニュアル、各種サービスに関する説明、プレスリリースなど弊社が配布する文書、Webサイト上の情報を基にできる限り正確な記述に努めておりますが、もし内容が異なる表現や複数の解釈が可能な表現があった場合には、製品マニュアル、各種サービスに関する説明、プレスリリースなどの情報を正しい情報としてご理解の上、担当まで御一報ください。

さあ、SUSEでCloud Foundry on Kubernetesをはじめよう!(前半)

月曜日, 1 6月, 2020

こんにちは。皆様、クラウドネイティブしてますか?コンテナやKubernetesを利用されている方も多いかと思います。Cloud Foundryとはもう一つ上のPaaSのレイヤーにおけるクラウドネイティブプラットフォームです。Kubernetesが既存のアプリケーションのモダナイズやLift&Shiftを目的とする中で、よりインフラに捕らわれずに12-Factorを利用したカナリーリリースを含む新規と更新サービスをロールアウト出来るプラットフォームとして注目されています。同様のサービスはHerokuに始まり、クラウドベンダーが手がけるApp EngineやAzure app serviceなどやFaaSよりのAmazon Lambdaなどのサービス、IBMが提供するRedhat OpenShiftなどがあります。その中で今後Kubernetesと同じくオープンソースとしてデファクトになるであろうCloud Foundryとは何かを復習しつつご紹介(お試し出来ます!)出来ればと思います。

 

Cloud Foundryとは


Cloud Foundryの初リリースは2011年。高速で簡単なビルド、テスト、デプロイ、アプリのスケール、マルチ言語対応のオープンなクラウドネイティブプラットフォームとして生まれました。以下の様なことをやってくれます。

Cloud Foundryの主なメリット:

  • アプリケーションのポータビリティー
  • アプリケーションの自動スケーリング
  • 集約されたプラットフォーム管理
  • 一元化されたログ機能
  • ダイナミックルーティング
  • アプリケーションのヘルス管理
  • Elasticsearch、Logstashなどの外部ログツールとの統合
  • デプロイされたアプリケーションへの役割ベースのアクセス(RBAC)
  • 垂直および水平スケーリングのプロビジョニング
  • インフラストラクチャーのセキュリティ
  • 様々なIaaSプロバイダーのサポート

Codeから先のアプリケーション、コンテナ化、コンテナのデプロイを自動でやってくれます。つまりインフラは意識しない仕組み。後述しますがこれは一度使うと感動します。最大のメリットはアプリ開発サイクルの短縮。リリースまで数ヶ月以上掛かっていたものが数日以下へと劇的な短縮が可能です。CNCFが公表しているデータ(CFF User Survey)によりますと平均的なプロジェクトで2ヶ月半の短縮、一千万円ほどコストを削減出来るそうです。日本においても上場企業がWebアプリ系を中心に利用していることが公開事例からわかります。

Cloud Foundryを構成するコンポーネントとしては以下の様なものがあります:

  • Gorouter – アプリケーションとシステムのルーティング
  • Cloud Controller – アプリケーションのステージング
  • User Account and Authentication Server – 認証管理
  • Helm Charts – デプロイ自動化
  • Diego – アプリケーションの実行とランタイム
  • Eirini – スケジューラー
  • Garden – コンテナバックエンド
  • Loggregator – ログとメトリックの集約
    各種のBuildpacksやService brokersにも対応しています(つまりパブリッククラウド固有のサービスと連携することが可能です)

この様なCloud Foundryですが、オープンソースですので様々なベンダーからソリューションが提供されています。例えばCloud FoundryのPlatinumメンバーの顔ぶれは、DellEMC、Google、IBM、SAP、SUSE、VMwareですが、このメンバーはそれぞれに商用ソリューションを提供しております。

Cloud Foundryに触れてみましょう


座学も良いですがCloud Foundryの良さはあれこれ調べるより触った方が良いと思いますので実際の流れをご紹介します。

Cloud Application Platform Developers Sandboxで今すぐ体験

SUSEがローンチしたてのSUSE Developer communityにあるCloud Application Platform Developer Sandboxで実際にサンプルアプリを動かすまでをご紹介します(同一スペースでのルーティング等に制約はありますがRAM2.5GBまで使えますのでJavaアプリなども動きます、是非お試し頂ければと思います)。

アカウントを作成してログインします。CLIの場合はCf cliを導入後、API Endpoint(接続先)をhttps://api.cap.explore.suse.devにします。まずCLI、次にGUIについて説明したいと思います。実際にhttps://github.com/cloudfoundry-samplesにあるサンプルアプリケーションを動かしてみましょう。まずはgitからダウンロードしてDirを移動します。

git clone
git clone https://github.com/cloudfoundry-samples/cf-sample-app-spring
Cloning into ‘cf-sample-app-spring’…
remote: Enumerating objects: 83, done.
remote: Total 83 (delta 0), reused 0 (delta 0), pack-reused 83
Unpacking objects: 100% (83/83), done.

cd cf-sample-app-spring

環境により指定のBuildpacksですとエラーで落ちますので予めローカルのmanifest.ymlからBuildpacks以下2行を削除ください。削除後は適切なBuildpackが自動的に判断されて取得されます。そしてターミナルやpowershellなどからCF環境にログインしてください。cfのみ入力するとオプション一覧が表示されます。

> cf l  #CF login

API endpoint> https://api.cap.explore.suse.dev

Email> hisazumi.arimoto

Password>
Authenticating…
OK

Targeted org hisazumi_arimoto

Select a space (or press enter to skip):
1. dev
2. samples
3. test

Space> 1
Targeted space dev

API endpoint: https://api.cap.explore.suse.dev (API version: 2.144.0)
User: ##########################
Org: hisazumi_arimoto
Space: dev

上記のような形でログイン及び環境を選択することが可能です。あとはcf pushと入力するだけです。これでデプロイ完了です。数分の間にコードを認識して必要なBuildpackを取得し、ステージング、コンテナ化、インフラのプロビジョニング、ルーティングを全て自動で実施してくれます。興味のある人はログを追って頂ければ幸いです。興味のない方はスクロールダウンしてGUIについてをお読み頂けますと幸甚でございます。

>cf push
Pushing from manifest to org hisazumi_arimoto / space dev as hisazumi.arimoto…
Using manifest file C:\cf-sample-app-spring\manifest.yml
Getting app info…
Creating app with these attributes…
+ name: cf-demo
path: C:\cf-sample-app-spring
+ instances: 1
+ memory: 768M
routes:
+ cf-demo-turbulent-antelope.cap.explore.suse.dev

Creating app cf-demo…
Mapping routes…
Comparing local files to remote cache…
Packaging files to upload…
Uploading files…
713.67 KiB / 713.67 KiB [====================================================================================================================================================================================================] 100.00% 3s

Waiting for API to complete processing files…

Staging app and tracing logs…
Downloading dotnet-core_buildpack…
Downloading ruby_buildpack…
Downloading staticfile_buildpack…
Downloading nodejs_buildpack…
Downloading nginx_buildpack…
Downloaded dotnet-core_buildpack
Downloading go_buildpack…
Downloaded ruby_buildpack
Downloading python_buildpack…
Downloaded python_buildpack
Downloading hugo_buildpack…
Downloaded staticfile_buildpack
Downloading php_buildpack…
Downloaded nginx_buildpack
Downloading binary_buildpack…
Downloaded php_buildpack
Downloading java_buildpack…
Downloaded go_buildpack
Downloaded nodejs_buildpack
Downloaded binary_buildpack
Downloaded hugo_buildpack
Downloaded java_buildpack
Cell diego-cell-3 creating container for instance ba8e1d79-de8f-4863-ac0f-8a4abb507d83
Cell diego-cell-3 successfully created container for instance ba8e1d79-de8f-4863-ac0f-8a4abb507d83
Downloading app package…
Downloaded app package (1.2M)
—–> Java Buildpack v4.27.0.1 | git@github.com:SUSE/cf-java-buildpack.git#8e0ddf9
—–> Downloading Jvmkill Agent 1.16.0_RELEASE from https://java-buildpack.cloudfoundry.org/jvmkill/bionic/x86_64/jvmkill-1.16.0-RELEASE.so (0.2s)
—–> Downloading Open Jdk JRE 1.8.0_232 from https://java-buildpack.cloudfoundry.org/openjdk/bionic/x86_64/openjdk-jre-1.8.0_232-bionic.tar.gz (2.4s)
Expanding Open Jdk JRE to .java-buildpack/open_jdk_jre (0.8s)
—–> Downloading Open JDK Like Memory Calculator 3.13.0_RELEASE from https://java-buildpack.cloudfoundry.org/memory-calculator/bionic/x86_64/memory-calculator-3.13.0-RELEASE.tar.gz (0.7s)
Loaded Classes: 8129, Threads: 250
—–> Downloading Client Certificate Mapper 1.11.0_RELEASE from https://java-buildpack.cloudfoundry.org/client-certificate-mapper/client-certificate-mapper-1.11.0-RELEASE.jar (0.4s)
—–> Downloading Container Security Provider 1.16.0_RELEASE from https://java-buildpack.cloudfoundry.org/container-security-provider/container-security-provider-1.16.0-RELEASE.jar (0.1s)
—–> Downloading Spring Boot CLI 2.2.1_RELEASE from https://java-buildpack.cloudfoundry.org/spring-boot-cli/spring-boot-cli-2.2.1-RELEASE.tar.gz (1.5s)
Expanding Spring Boot CLI to .java-buildpack/spring_boot_cli (0.1s)
Exit status 0
Uploading droplet, build artifacts cache…
Uploading droplet…
Uploading build artifacts cache…
Uploaded droplet (52.6M)
Uploaded build artifacts cache (51.2M)
Uploading complete
Cell diego-cell-3 stopping instance ba8e1d79-de8f-4863-ac0f-8a4abb507d83
Cell diego-cell-3 destroying container for instance ba8e1d79-de8f-4863-ac0f-8a4abb507d83

Waiting for app to start…

name: cf-demo
requested state: started
routes: cf-demo-turbulent-antelope.cap.explore.suse.dev
last uploaded: Wed 13 May 15:37:21 JST 2020
stack: sle15
buildpacks: client-certificate-mapper=1.11.0_RELEASE container-security-provider=1.16.0_RELEASE java-buildpack=v4.27.0.1-git@github.com:SUSE/cf-java-buildpack.git#8e0ddf9 java-opts java-security
jvmkill-agent=1.16.0_RELEASE open-jdk-like-jre=1.8.0_232 ope…

type: web
instances: 1/1
memory usage: 768M
start command: JAVA_OPTS=”-agentpath:$PWD/.java-buildpack/open_jdk_jre/bin/jvmkill-1.16.0_RELEASE=printHeapHistogram=1 -Djava.io.tmpdir=$TMPDIR -XX:ActiveProcessorCount=$(nproc)
-Djava.ext.dirs=$PWD/.java-buildpack/container_security_provider:$PWD/.java-buildpack/open_jdk_jre/lib/ext -Djava.security.properties=$PWD/.java-buildpack/java_security/java.security $JAVA_OPTS” &&
CALCULATED_MEMORY=$($PWD/.java-buildpack/open_jdk_jre/bin/java-buildpack-memory-calculator-3.13.0_RELEASE -totMemory=$MEMORY_LIMIT -loadedClasses=8326 -poolType=metaspace -stackThreads=250 -vmOptions=”$JAVA_OPTS”) &&
echo JVM Memory Configuration: $CALCULATED_MEMORY && JAVA_OPTS=”$JAVA_OPTS $CALCULATED_MEMORY” && MALLOC_ARENA_MAX=2 JAVA_OPTS=$JAVA_OPTS SERVER_PORT=$PORT JAVA_HOME=$PWD/.java-buildpack/open_jdk_jre exec
$PWD/.java-buildpack/spring_boot_cli/bin/spring run -cp $PWD/.java-buildpack/client_certificate_mapper/client_certificate_mapper-1.11.0_RELEASE.jar app.groovy
state since cpu memory disk details
#0 running 2020-05-13T06:37:46Z 0.0% 165.2M of 768M 147.1M of 1G

実際のアプリにアクセスするにはroutesにあるURLを叩けば、以下の様にアプリケーションがデプロイされたことが確認出来ます。この手軽さと俊敏性がCloud Foundryの価値です。

補足:Cfはオープンソースですのでディストリビューションに限らずアプリの動作、コマンド等は互換性があります。基本的にはEndpointを変更することで他のCF環境でもアプリを同じ様に動かせます(上位環境や連携サービスにより動作させるために変更修正が必要な場合もあります)。

Cloud FoundryをGUIで管理する


次にGUIから今デプロイしたアプリを確認してみます。ブラウザからhttps://stratos.cap.explore.suse.devにアクセスします。このGUIはStratosというupstreamのプロジェクトでSUSEが中心になって開発しているものです。

作成したクレデンシャルを入力してログインします。

Deployしたアプリケーションの情報を確認出来ます。この画面からアプリをスケールさせたり、ルーティングを変更したり、削除したりといった操作が可能です。またCLIと同様のAPIを利用しているのでどちらからでも操作することが可能です。

BuildpackやCloudFoundryの情報なども確認が可能です。

Endpointを追加登録することで、他のベンダーが提供するCloud Foundryの操作も同様に可能です。またクラウドサービスプロバイダーの提供するKubernetes(AKS, EKS, GKE)やSUSEを含むオンプレミスのKubernetesもここから管理することが可能です(Kube dashboardと連携します)。その他にもGrafanaやHELMレポジトリを追加することでダッシュボードによる可視化やアプリケーションをチャートからワンクリックでインストール出来るアプリケーションインスタンスデリバリーがご利用頂けます。

実際にCloud Foundryに触れてみていかがでしょうか。もう少しCFについて触ってみたい方はhttps://www.cloudfoundry.org/trainings/cloud-foundry-beginners-zero-hero/や他の方のブログ等もご参考になさって頂けばと思います。次回はCloud Foundryの環境をAzure/AWS上のKubernetesにこのCloud Foundryを簡単にデプロイする方法についてご紹介させて頂きます。

Happy coding!


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SUSE、革新的オープンソースの提供、事業拡大、 エンタープライズ顧客へのコミットメントを通じてモメンタムを加速

水曜日, 5 9月, 2018

SUSEは、オープンソースソフトウェアのパイオニア企業として、25年以上にわたり数万の顧客にエンタープライズグレードのソフトウェアを提供してきました。そして今、SUSEは独立企業*として企業経営の次の段階への準備を進めており、新たな市場セグメントでのプレゼンスを拡大しながら、コア製品、新興ソリューション、コミュニティおよびパートナーによるモメンタムを加速しています。ソフトウェア定義型インフラストラクチャ(SDI)、アプリケーションデリバリー、クラウド技術におけるオープンソースの革新と専門知識を活用することで、SUSEは企業のデジタルトランスフォーメーションをこれまで以上に力強くリードしていきます。

SUSEのCEOであるニルス・ブラウクマン(Nils Brauckmann)は次のように述べています。「SUSEは何十年もの間、2つのシンプルな原則を守ることで発展してまいりました。お客様の声に耳を傾けること、そして、お客様のために革新し変化することです。SUSEは成長軌道に乗っており、組織や技術の獲得を通じて拡大しています。この「構築と買収」の成長モデルは、お客様に対する価値を継続的に創造し、事業の売上高と純益の両方で持続的な成長を促進します。事業が拡大しても、SUSEはこれまでどおりオープンなオープンソース企業であることにコミットし続けます。ここでいうオープンとは、コードだけでなくお客様に提供する選択の自由を指しています」

SUSEが柔軟性を高めていくために投資し、Linuxベンダーからクラウド、ソフトウェア定義型インフラストラクチャ、およびアプリケーションデリバリーソリューション企業へと進化したことにより、パートナーやお客様の要求に継続的に対応できることでモメンタムが生み出され、収益性の高い成長がもたらされました。組織が成長し、競争し、生き残るためには、より機敏で経済的に効率化する必要に迫られており、デジタルトランスフォーメーションを実現するには、デジタル資産、情報、および膨大な革新的ソフトウェアを活用する必要があります。SUSEは、Linuxの伝統を基盤として構築され、優れたサービスとサポートによって支えられたオープンソースソリューションを適用し保護するため、パートナーやコミュニティのエコシステムと連携しています。オープンソースやLinux上に構築されているこれらの新興インフラストラクチャ技術は、お客様に新たなレベルの自由度と柔軟性をもたらします。

調査会社451 Researchの主席アナリストジェイ・ライマン(Jay Lyman)氏は次のように述べています。「過去数年間、SUSEはストレージ、クラウド、コンテナ、アプリケーションデリバリーなどの新しい分野にポートフォリオを拡大してきました。SUSEは新たな独立と、スウェーデンの未公開株式投資会社(PE)であるEQT Partnersからの支持を基に、中立かつ包括的なハイブリッドクラウドプラットフォームの市場ニーズに応えていきます。このハイブリッドクラウドは、複数のパブリッククラウドとプライベートクラウド、およびSUSE Linux Enterprise 15などを統合するオンプレミスインフラストラクチャをサポートしています」

確立された市場や新興市場におけるSUSEのリーダーシップは世界的に認められており、その顧客には世界10大航空宇宙企業のうちの9社、世界最大級の自動車メーカー10社、世界5大銀行の4行、世界最大規模のスーパーコンピュータの半数、およびFortune Global 50の企業の80%が含まれています。さらに、Linux上で実行されているすべてのSAPアプリケーションの70%がSUSE Linux Enterprise上で稼動しています。これには、SAP HANA導入の90%以上が含まれます。SUSEは、メインフレームLinux市場を創造し、17年以上にわたってリードしています。

IBM Systems ISVエコシステム技術開発&サポート担当バイスプレジデントのキャシー・ベネット(Kathy Bennett)氏は次のように語っています。「IBMは、Linux Foundationの創立メンバーとして、重要なOpen Source InitiativeにおいてSUSEと協力しています。この協業作業には、SUSE Linux Enterprise Serverを、IBM Z、LinuxOne、Power SystemsなどのIBMプラットフォームに最適化されたエンタープライズグレードのオペレーティングシステムとしてフルサポートした形で推進することが含まれています。IBM Power Systems上のSAP HANAサポート、Zアーキテクチャー上のKVM、IBMz/VMのクラウドとコンテナベース技術のサポートと統合の共同作業により、お客様のオープンソースプラットフォームの導入を加速します」

HPEのプラットフォームソフトウェアのハイブリッドIT担当バイスプレジデントであるスコット・ファーランド(Scott Farrand)氏は次のように述べています。「HPEは、IT業界全体でオープンソースおよびオープンスタンダードの取り組みを強化することにコミットしています。当社は15年以上この分野に取り組んでおり、特にLinuxに注力してきました。Linux、OpenStackやその他のプロジェクトでのSUSEと当社の継続的な共同作業により、価値あるオープンソースベースのソリューションが市場に提供されています」

その他、これまでにSUSEビジネスのモメンタムを形成してきたマイルストーンには、次のものが含まれます。

  • 2018年4月30日に期末を迎えたSUSEの下半期決算では、売上は1億8,290万ドルで、前年同期比で約17%増加しており好調を持続しています。下期の調整後EBITDAは、5,600万ドルで前年同期比23%増でした。
  • SUSEの従業員数は2017年8月以来約20%増加し、現時点で約1,400人に達しています。これは、エンジニアリングおよびカスタマーサービス部門に多額の投資を行った結果によります。
  • 今年SUSEが発表した革新的なソフトウェア定義型インフラストラクチャとアプリケーションデリバリーソリューションには次のものが含まれます。Container-as-a-ServiceアプリケーションのKubernetes管理を備えたSUSE CaaS Platform3Cloud FoundryKubernetesの技術によりクラウドネイティブのPlatform-as-a-Serviceアプリケーションを管理するSUSE Cloud Application Platform、プロダクションレディのプライベートクラウド向けSUSE OpenStack Cloud 8、ソフトウェア定義型エンタープライズストレージ用のSUSE Enterprise Storage 5、インフラストラクチャ管理用のSUSE Manager 3.2、プラットフォームソリューションのSUSE Linux Enterprise 15ファミリー。
  • SUSEは、Amazon Web ServicesGoogle CloudIBM CloudMicrosoft Azureなどを含め、代表的なパブリッククラウドプロバイダーとのパートナーシップを拡大しました。
  • 2013年以来、SUSEソフトウェアは10,700を超えるパートナーアプリケーションと、7,600のハードウェアシステムでの動作が保証されています。
  • 質の高いサービスとカスタマーエンゲージメントを確保するために、SUSEの従業員の半数以上が開発とサポートに注力しています。SUSEのお客様の90%がSUSEエンジニアの対応に満足されており、お客様の3分の2がSUSEのエンジニアに満点のスコアを付けています。
  • SUSEのオープンソースソフトウェアとコミュニティへのコミットをベースに、現在100以上のオープンソースプロジェクトが進行しており、さらに増加中です。SUSEは10以上のオープンソース組織の創設メンバーであり、以下を含む多くの組織の取締役会に代表者を送り込んでいます。Open Stack Foundation、Linux Foundation、Cloud Foundry Foundation、CNCF、OPNFV(Linux Foundation傘下のプロジェクト)、Open Mainframe、OpenHPC。

 

Cloud Native Computing Foundationのエグゼクティブディレクターであるダン・コーン(Dan Kohn)氏は次のように述べています。「私が2006年にLinux Foundationに携わる以前から、SUSEはすでにアクティブで創造的でオープンなメンバーでした。私は、SUSEがCNCFの初期から参画してKubernetes認定プログラムの制定に取り組んでくれたことに特に感謝しています。また、SUSEが高品質で信頼性の高い、使いやすいソリューションを提供し、企業に革新性と相互運用性をもたらすことを継続的にコミットしていることに謝意を表します」

 

SUSEについて

SUSEは、オープンソースソフトウェアのパイオニア企業であり、信頼性の高いソフトウェア定義型のインフラストラクチャとアプリケーション配信ソリューションを提供することで、企業のコントロール能力と柔軟性を高めています。その卓越したエンジニアリング能力、圧倒的品質のサービス、他の追随を許さないパートナーエコシステムは、25年以上の歴史を誇り、これに裏打ちされた製品とサポートは、顧客企業が複雑な要素を管理し、コストを削減し、自信を持ってミッションクリティカルサービスを提供できるよう支援しています。また、長期的な関係を構築することで、現在および将来にわたり、顧客が成功する上で欠くことのできない、より高度なイノベーションの開発・提供を実現しています。詳細についてはsuse.comをご覧ください。

*2018年8月の株主によるMicro Focus SUSE事業部のEQT Partnersへの25億3500万ドルでの売却が承認されたことを受けて、慣習規制当局の承認ののち、この取引は2019年第1四半期に完了すると見込まれております。

 

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著作権 2018年 SUSE LLC。不許複製。SUSEおよびSUSEのロゴは、米国およびその他の国におけるSUSE LLCの登録商標です。すべてのサードパーティの商標は、それぞれの所有者に帰属します。

 

【本件に関する報道関係の方のお問い合わせ】

ノベル株式会社 SUSE事業部 広報代理

クレアブ株式会社 担当:宮津

TEL:03-5404-0640 Email:suse@kreab.com

不安定な世界で企業が(ストレージへの) 投資をリスクヘッジする方法

水曜日, 1 8月, 2018

企業にとって、ロックダウンは常にある恐怖です。特定のベンダーに企業全体を預け、そのベンダーが顧客自身では運用できないことを認識した時、ベンダーの良心に頼るしかない状況など誰一人望んでいません。では、どのようにして適切なストレージ戦略を構築しますか。ストレージ戦略は、主要な企業戦略に沿うものでなければなりません。そして以下の理由から、貴社はオープンソースを戦略に取り入れるべきです。

  1. 「会社に賭ける」行為は危険です。複数のストレージベンダーを確保しましょう。

ベンダー1 社の短期的または中期的な価格戦略を企業全体で採用し、プロセス運用を簡略化する方法は確かに魅力的です。ストレージツールとプロセスがセットになっていれば物事はより簡単になるため、特にクラウドでは魅力的に思えるでしょう。しかし、「オールイン」を採用することは、ストレージ予算を使ってポーカーをプレーし、後にベンダーパートナーが値上げを要求しないよう賭けるようなものです。

  1. クラウド競争に注目 勝敗は決まっていません。

現在、Amazon がMicrosoft Azure およびGoogle Compute を抑えてリードしているのは明白です。それでも、Amazon が今日ではなく未来の利益のために「長い試合」をプレーしていることを、誰もが理解しています。そうすると、緊急避難計画が必須となるため、多くの場合(AWS を導入していたとしても) Azure またはGoogle Compute の選択肢を捨ててはいません。ただし、これには料金が伴い、料金には複雑な運用が伴います。ストレージまわりの料金は特に上昇傾向にあり、新しい料金決定モデルは所有するデータ量ではなく、有線でのデータ移動量で決定されます。

  1. ロックダウン回避を目的としたスキルの維持と拡大。

少数のサプライヤーに標準化して複雑さを軽減することは魅力的なアプローチです。メリットとしては簡便性が挙げられます。ストレージへのアプローチ方法が1 種類であれば、スタッフの研修も簡単です。商用ベンダーは、ほぼ間違いなくこう言うでしょう。クラウドシナリオでは一部のサプライヤーが不要となり、御社はお客様へサービスを提供するという「コアビジネス」に集中できます、と。しかし、運用に悪影響を及ぼすことなくAWS からAzure に移行する方法や、データ返送コストを知らない場合、また移行時のデータ保存場所がない場合、ロックダウンが発生します。#1 をご覧ください。

  1. オープンソースのSoftware-Defined ストレージを使用する または追加コストを支払う。

クラウドまたは商用ソフトウェアのみを使用する場合、ソフトウェアとハードウェアのコストは必要以上に高くなります。これは単純な事実です。オープンソースを利用すると、コモディティハードウェアに移行して、商用ソフトウェアコストを節約できます。商用ストレージベンダーは、スキルを持った人材、コンサルタント、サポートを手配するコストとして、節約分のコストが再発生すると言うでしょう。しかし、スキルのある人材がいないとすれば、クラウドプロバイダーの切り替えや、利用するベンダーの選択はどのように行うのでしょうか。答えは、高額なコンサルタントの雇用です。このような販売アプローチは、どこか不誠実な印象を受けます。

 

※このブログはHow enterprises hedge their (storage) bets in an uncertain worldの抄訳です。

SUSE、「SUSE Linux Enterprise Server for SAP Application」の最新版を提供開始

火曜日, 1 3月, 2016

SUSE®は本日、SUSE Linux Enterprise 12 Service Pack 1をベースとし、x86サーバーで稼働するSAPアプリケーションの効率的な導入・管理を実現する新機能を搭載した「SUSE Linux Enterprise Server for SAP® Applications」の提供開始を発表しました。本製品では、パブリッククラウド向け高可用性機能の向上や、SAP HANA向けの最新の最適化機能などを含む強化が行なわれました。これにより、Linuxで実行するミッションクリティカルなSAPソリューションベースのワークロードにおいて、導入が簡単になり、アップタイムの向上を実現し、利用企業の時間節約と運用コストの削減が可能となります。

「とくにSAP HANAの高速分析機能を活用したいと考える顧客にとって、SAPの提供するクリティカルなアプリケーションは、オフラインで利用する余裕のないものです。SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsは、SAPソリューション向けの最も優れたLinuxプラットフォームであり、今回のSUSEプラットフォームの機能アップデートによって、物理、仮想、クラウドのあらゆるタイプの導入環境において、アップタイムが向上します。」とSUSEのエンジニアリング担当プレジデントであるラルフ・フラクサ(Ralf Flaxa)は述べています。

SAP LinuxLabのマネージャーであるヘルガ・デラー(Helge Deller)氏は、次のように述べています。「SUSE Linux Enterprise Server 12 for SAP ApplicationsへのService Pack 1のアップデートによって、ダウンタイムを削減するエンタープライズ向けの高可用性ソリューションを提供し、さらにミッションクリティカルなSAPソリューションワークロードのインストール、展開および管理をシンプルにする機能の実現で、SUSEはあらためてそのリーダーシップを示しています。」

<新機能とメリット>
今回のSUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications最新版では、AWS(Amazon Web Services) のパブリッククラウドでSAP HANAを実行する際の高可用性サポートを実現し、信頼性が向上しました。さらに、高可用性ユーザインターフェイスが進化したことで、SAPアプリケーション向け高可用性クラスタの設定・保守作業が容易になったほか、自動化されたSAP HANAのシステムレプリケーションシナリオが新たにサポートされるなど、UNIXやその別のLinuxディストリビューションからSAPワークロードを移行する顧客にとって、価値が高い製品となりました。

SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications 12 SP1では追加ツールも提供されます。日常のタスクを自動化して手作業を軽減し、SAPアプリケーション向けのシステムのパラメーター設定をこれまで以上に自動化できます。サービスパックがフルオペレーティングシステム・ロールバックの対象となることで、不用意なアップデートや予期せぬアプリケーション問題から起こるダウンタイムが軽減されます。

<提供時期と価格>
SUSE Linux Enterprise 12 Service Pack 1ベースのSUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsは、本日より提供を開始しています。新規サービスパックのリリース時には18カ月間のフルサポート猶予期間が設定されるなど、24時間年中無休の総合的でシームレスなエンタープライズ顧客向けの共同プライオリティサポートも用意しています。価格を含む詳細については、suse.com/products/sles-for-sap をご覧ください。

<SUSEについて>
SUSEは、オープンソースソフトウェアのパイオニア企業であり、信頼性と相互運用性に優れたLinuxおよびクラウドインフラソリューションを提供することで、企業のコントロール能力と柔軟性を高めています。その卓越したエンジニアリング能力、圧倒的品質のサービス、他の追随を許さないパートナーエコシステムは、20年以上の歴史を誇り、これに裏打ちされた製品とサポートは、顧客企業が複雑な要素を管理し、コストを削減し、自信を持ってミッションクリティカルサービスを提供できるよう支援しています。また、長期的な関係を構築することで、現在および将来にわたり、顧客が成功する上で欠くことのできない、より高度なイノベーションの開発・提供を実現しています。詳細については、https://www.suse.com/ja-jp/ をご覧ください。

■ノベル株式会社について
ノベル株式会社は、Micro Focus Internationalの日本法人です。詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。
http://www.novell.com

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SUSEと仏UShareSoft、SUSE Cloudをベースとした、 初のハイブリッドクラウド型ソリューションを発表

火曜日, 1 7月, 2014

※ 本リリースは 6月 25日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。「UForge for SUSE Cloud」の日本における発売時期は現在未定となっています。

ノベル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 河合 哲也、以下ノベル)と仏UShareSoft(ユーシェアソフト、本社:仏グルノーブル、CEO:Alban Richard、以下UShareSoft) は本日、エンタープライズ向けOpenStackディストリビューションであるSUSE Cloudをベースとし、初期設定をせずにすぐに利用できる、初のハイブリッドクラウド型ソリューション、「UForge for SUSE Cloud」を発表しました。本ソリューションは、エンタープライズアプリケーション・テンプレートの統合型ストア、ならびにソフトウェアオンボーディング用の使い勝手に優れたツール群を備えています。SUSE CloudとUShareSoftのUForgeを完全に一体化し、煩雑な設定を必要としない形で連携できるように最適化したことで、企業は、クラウドコンピューティングをより簡単に導入できるようになります。

SUSEの利用企業は、SUSE Cloud環境で迅速にUForgeをインストールすることができます。これにより、SUSE Cloudとハイブリッド環境向けのカスタムソフトウェアおよびアプリケーションの開発が可能になります。また、30分以内にライブサーバーをSUSE Cloudやハイブリッド環境に移行したり、エンタープライズアプリケーションのカタログを使用して、SUSE Cloudを強化することも可能です。

「UForge for SUSE Cloud」を利用すると、プライベートクラウドとパブリッククラウド環境のいずれかを選択し、選択した環境を移動することも容易となると共に、ソフトウェアの完全なガバナンス(統治)とアプリケーションのライフサイクル管理を保証することが可能になります。SUSE CloudとUForgeの組み合わせにより、顧客企業は、初期設定なしにハイブリッドクラウドを実装し、既存の仮想データセンターや新しいパブリック/プライベートクラウド環境において、効率的なリソースのスケーリングや、高速で簡単かつ一貫したワークロードを導入することができます。

UShareSoftのCEOであるアルバン・リチャード(Alban Richard)氏は、次のように述べています。「ハイブリッドクラウド環境を導入する企業は、ソフトウェアガバナンスとセキュリティの保証、新規アプリケーションのオンボーディングと既存アプリケーションの移行など、重要な問題に直面することが多くあります。SUSEとUShareSoftは今後、SUSE Cloud OpenStackプラットフォームとセルフサービス型のシンプルなソフトウェアのオンボーディングツールを連携させた、初期設定不要のハイブリッド型ソリューションを共同展開することで、お客様がこうした課題を克服できるよう支援していきます。」

SUSEのシニアプロダクトマネージャのピート・チャドウィック(Pete Chadwick)は、次のように述べています。「エンタープライズのお客様は、ソフトウェアのガバナンスやコントロールが保証されない限り、クラウドへの移行を躊躇されることが一般的ですが、機密データが懸念材料となっている場合、こうした状況はより顕著なものとなります。しかし、私たちの共同ソリューションにより、お客様は、ソフトウェアガバナンスを完全に掌握し、クラウド間で同一のソフトウェア導入環境の複製・管理を行い、機密データをプライベートなSUSE Cloud環境内に保持しつつ、ユーザに対しては、容量無制限のパブリッククラウドのメリットを提供できます。私たちが目指しているのは、両社それぞれのメリットを同時に実現することです。」

UForge for SUSE Cloudは、以下のメリットをもたらします。

  • ハイブリッドクラウド環境間での一貫性:
    すべての主要なハイパーバイザとクラウドインフラに対応しているため、顧客企業はSUSE Cloudおよび任意のパブリッククラウド(AWS(EMEA地域)、Microsoft Azure、Google Compute Engineなど)や既存の仮想データセンターにおいて、同一のソフトウェアスタックを構築・移行させることが可能で、導入環境に関わらず、一貫したワークロードが保証されます。
  • 統合型のエンタープライズアプリケーションカタログ:
    数回のクリックで、動的なエンタープライズアプリケーションのカタログをインストールしたり、セルフサービス型のオンボーディングツールを使用し、カタログを追加することも可能です。これにより、エンタープライズ向けソフトウェアガバナンスとライフサイクル管理が保証されます。
  • ソフトウェアガバナンス:
    独自のUForgeソフトウェアモデリング技術によって、SUSE Cloudとハイブリッド型環境について、アプリケーションの構築・移行を行う際には、ソフトウェアスタックのあらゆるレベルについて、きめ細かなガバナンスと透明性が得られます。
  • 「ロックイン」の回避:
    顧客企業は、プライベートクラウドとパブリッククラウドのインフラや、仮想データセンターの間で、ワークロードを柔軟に移行できます。

UShareSoftについて
UShareSoftは、クラウド事業者、企業、独立系ソフトウェアベンダ(ISV)を対象に、仮想データセンターやパブリッククラウド、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウド向けのアプリケーションのオンボーディング、移行、分散、ガバナンスを支援しています。UShareSoftのUForgeは、ハイブリッドクラウドのアプリケーション管理プラットフォームであり、クラウドサーバテンプレートの構築・保守や物理/仮想サーバからクラウドへの移行、またはクラウド間の移行に対応するほか、アップストアを通じ、アプリケーションの容易な配信・利用も実現できます。UShareSoftは、欧州に本社を、アルゼンチンに研究開発センターを、米国と日本にオフィスを置いています。詳細については、www.usharesoft.comをご覧ください。Twitterのフォローは、twitter.com/usharesoftで受け付けています。

SUSEについて
SUSEは、オープンソースソフトウェアのパイオニア企業であり、信頼性と相互運用性に優れたLinuxおよびクラウドインフラソリューションを提供することで、企業のコントロール能力と柔軟性を高めています。その卓越したエンジニアリング能力、圧倒的品質のサービス、他の追随を許さないパートナーエコシステムは、20年以上の歴史を誇り、これに裏打ちされた製品とサポートは、顧客企業が複雑な要素を管理し、コストを削減し、自信を持ってミッションクリティカルサービスを提供できるよう支援しています。また、長期的な関係を構築することで、現在および将来にわたり、顧客が成功する上で欠くことのできない、より高度なイノベーションの開発・提供を実現しています。詳細については、suse.comご覧ください。

◇ノベルおよびネットアイキューについて
ノベル株式会社とネットアイキュー株式会社は、The Attachmate Groupの日本法人です。The Attachmate Groupは、Attachmate、NetIQ、ノベル、SUSEの4事業部を統括しています。 詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。 Novell, Inc. http://www.novell.com/  ノベル株式会社 http://www.novell.com/ja-jp
NetIQ Corporation http://www.netiq.com/  ネットアイキュー株式会社 http://www.netiq.com/ja-jp

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